店に人がでていることはあまりなく、奥へと声をかけておにぎりを注文します。
注文してから作ってくれているのか、いつもおにぎりはほかほかと温かかった気がします。
あるくもり空の日、声をかけて出て来た奥さんに焼きおにぎりを注文すると、「ごめんなさいね。今日は、焼きおにぎりを作る元気がないの」と悲しげな声が返ってきました。
それ以来、焼きおにぎりを注文するのには、ちょっとした緊張感が伴って、思い切ってした注文を受けてもらえるとほっとするのでした。

先日、中講堂の帰りに店の前を通り、ふと『元気かなぁ』と店先に目をやると、そこには、こんな可愛い貼り紙が!
元気でよかったとほっとしました。
(くみ)