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2012年4月20日金曜日

嫁入りミソヒドリ

春は出会いと別れの季節。
ミソヒドリがまた一羽、羽ばたいていきます。
遠く、軽井沢に嫁入りするくみを送り出すため、壮行会を開きました。
みんなで具を持ち寄って、手巻き寿司パーティーです。
テーブルに乗り切らない程のご馳走の山と、久しぶりに顔を合わせる仲間達に、みんな気分がうきうきし、壮行会というよりもパーティー気分になってきます。
たくさんの具の中でも目を引いたのが、菜の花とルッコラの花。
えち宅の庭先に咲いたものを、摘んできてくれました。
目にも綺麗だけど、巻いて美味しい優れものです。
そのほかにも、酒蔵に通い、手塩にかけて作った日本酒を持ってくる人あり、大きな寿司桶にお赤飯を入れ、風呂敷に包んでくる人あり、みんなの温かい気持ちが部屋中に充満していました。


そして、みんなからの贈り物は、嫁入り道具のひとつにして欲しい、刺し子のふきんです。
くみにばれないよう、事前にこっそり、みんなでバトンタッチしながら刺したものです。
八割方完成したふきんを箪笥に忍ばせ、パーティーの途中で何気なく、くみに「引き出しからふきん取って~」、とお願いして驚かせました。
デザインは、夫婦の鳥とミソヒドリが同じ方向へ羽ばたいているもの。


残りの部分を、まだ刺してない参加者にもその場で少しずつ縫ってもらい、みんなの気持ちを怖いくらい縫い込めました。
寿司を巻き巻きしている脇で、ちくちく。巻き巻きちくちく、巻き巻きちくちく。
不思議な、幸せな時間です。


あっという間に夜が更けて、ろうそくとともに手作りケーキの入場です。
バックミュージックは、たどたどしいみちのピアノとみんなの歌で、蔵の舞台で流した曲をプレゼント。
花嫁くみと、新郎のくまさんの乗ったケーキに、「嫁入り前最後の単独作業」と称して入刀してもらいました。

お腹いっぱい、幸せいっぱい、まだまだ続いてほしい楽しい時間を、一本締めで締め、みんなで温かくくみを送り出したのでした。

次は、どんな時、どんな想いでミソヒドリが集まるのでしょうか。

くみ、末永くお幸せに!



2012年2月6日月曜日

寺田本家におじゃましました


千葉県下総神崎(しもうさこうざき、と読みます)から徒歩15分くらいのところにある酒蔵、寺田本家に見学に行ってきました。

日本酒つながり、踊りつながり、仕事つながりとなんだかよくわからない私たちのグループと、もう一組のグループと、二組一緒にお酒づくりのいろいろを案内してもらいました。

お酒に必要なお米と水。
この辺りは昔からのコメドコロで、おいしいお米がとれて、水は今も井戸水を使っているんだとか。
裏の鎮守の森のおかげで、井戸水もおいしいそうで、お酒づくりは、いい土地があって初めて成り立つんだなぁとしみじみ。


蔵に入ると、もうもうと湯気があがって、蒸されるお米の甘いにおいが樽からあがっていました。
五人娘(寺田本家のお酒の銘柄の一つ)と書かれた樽では、玄米を蒸しているところ。
湯気と甘いにおいにすっかりしあわせな気分になりながら、話を聞いていると、「蒸す」ということは、お米をお餅やお酒にしてくれて命をつないで行く行為で、「むすめ」や「むすこ」という言葉はそこから来ているんだとか。
食べものと人の命がダイレクトに関わっていることを改めて実感。

その後、酒蔵の肝となるこうじ室へ。
温度と湿度が一定に保たれた部屋は、ほんわりと温かく、やはりここにも甘いにおいがたちこめてしあわせな空間になっていました。
室内は杉材で覆われ、その周りには、炭が埋め込まれているんだとか。炭のおかげで、室内は腐敗菌が繁殖しにくくなっていて、見学に人が訪れても、こうじ菌が負けることはないそう。


こうじ菌のもと(種こうじ)は、稲についた黄麹菌を培養してつくるそうで、自然からそのままとってきた菌だから、雑菌にも強いのかな。


次に案内してもらったのは酒母室。
ここで、こうじのついたお米と水をなじませて仕込み、発酵させます。
スイッチ一つで仕込みをやってしまう酒蔵が多い中、寺田本家では、昔ながらの仕込み唄を復活させて手作業で仕込んでいきます。
めでためでた〜のわか〜ま〜つ〜さ〜ま〜
と、いい声で唄ってくれた作業唄は、のんびりと力強くて、さぞかし酵母たちも喜んでいるだろうと出来上がったお酒を飲むのがますます楽しみになりました。


唄を聴きながらぶくぶくと発酵中のお酒のもとは、りんごのような甘い香りでした。

最後は試飲で、「五人娘」他、にごり酒や、玄米でつくったお酒などを一通り飲み干して、おいとま。
試飲の枠を超えて、宴会のように飲み続けた私たちを寛大にもてなしてくれた、寺田本家のみなさんに感謝!
寺田本家の酒づくりが、当たり前になる日が、一日も早く来ますように!

2011年12月3日土曜日

赤ちゃんに贈るスプーン

仙川でのカガモクのワークショップ、「赤ちゃんに贈るスプーンづくり」に参加してきました。

サクラ、カエデ、ホオノキの中から、好きな材を選びます。
前回は色のきれいなサクラにしましたが、今回は比較的やわらかいというホオノキにしてみました。
やわらかい分、力もそっと入れないと、ついつい木がはがれてしまいます。

夢中で削って、あっという間に二時間。
おやつ休憩の時間となりました。


おやつは、仙川の自然食品やさん納々屋の食材をつかった、重ね煮とだしをとった後の昆布と煮干しのポン酢づけ。
会場となった吉川邸のご夫妻から、自宅の改装や今回のおやつについてのお話がありました。

できるだけ環境負荷の少ないものを選んで、できるだけ無駄にエネルギーを使わない暮らしができるようにと建築士の方と相談しながらの改装。
オルゴール式のぜんまいでペレットを供給する木質ペレットストーブ。杉の間伐材が敷かれた床には床暖房。床暖房のためのお湯は、ペレットストーブで暖められて、床下まで運ばれます。
非電化工房仕込み(?)のもみがらの断熱材は、台所の中からちらりと覗けるようになっていました。

そして、おやつの重ね煮やポン酢づけは、もうすぐお母さんになる妊婦さんやお父さんになるだんなさんにと、簡単においしく野菜をとれるコツの紹介でもありました。その気遣いも合わせて、おいしくいただきました。
「生まれてくるお子さんが男の子でも女の子でも、ぜひ台所が似合う子に育ててください。食は生きて行く基本ですから」との言葉にじんわり。
「妊婦さんが多いので緊張しましたが、材料はすべて納々屋さんのものなので、ご安心ください」という言葉に、さらにじんわり。


会場には、7〜8人の妊婦さんが集まっていて、お互いにおなかを触らせてもらったりしながら、しあわせな時間をすごしました。

2度のおやつをはさんでの4時間ちょっと。
完成したスプーンを手に帰ることができて大満足。

使う材や形を変えて、また作りたいな。

*12月30日が予定日の友人夫婦を誘って行ったのですが、その様子をブログで紹介してくれています。
写真の撮り方、紹介の仕方が上手で、さすが編集者!(だったかな)と感心。
こちらからどうぞ〜

2011年11月30日水曜日

農作業納め

11月の藤野での農作業。
引っ越しを控えて、もう畑仕事も残り少なくなりました。

秋撒きの種は蒔かずに、畑の後の枯れ野原を燃やして行きます。

今年の1月に、大勢で押し掛けて桑畑のクズを抜き、たき火をした場所です。

焼き畑ついでに焼きいもも。先月掘り起こした紫いもと安納いもを炭にした草のふとんに包みます。
そしてその上にさらに、枯れ草をのせて燃していると、火の中にオオカマキリの卵が!
燃えそうなところをKさんが俊敏な動きで救い出し、「手を出してごらん」と卵をぎゅーっとしぼると、中から黄色いドロリとした汁がでてきました。
なめてみると卵の黄身の味。

昆虫の卵が鶏の卵と同じ味がするなんて、驚きです。
20個くらいで、鶏卵1個分と教えられ、いったいカマキリは何匹分?となんだか気軽には食べられない計算式が頭の中をかけめぐりました。

非常時のために覚えておくだけにしとこうね、と言いながら、ついつい枯れ草のなかの卵鞘を救い出したものの、Kさんの罪ほろぼしに習って、安全な場所に移してきました。

そういえば、1月はカミキリムシの幼虫を焼いて食べたなぁ。

晴天の風があまり吹かないなかでの焼き畑は、なかなかむずかしく、ついては消える火をなんとか育てながら、あまり役にたたないお手伝い。
Kさんの枯れ草で火を操る姿に見惚れながら、ヤギのゆきちゃんと遊んだり、焼き芋を食べたり。

眺めのいい畑から日が傾いたのをみて帰り支度をする。
当たり前のようで、なかなか得がたい時間ですね。

2011年10月24日月曜日

かぎ針教室

今日はこじんまりと、えち、みち、くみの三人で、かぎ針の編みものに挑戦しました。
赤ちゃんを迎える支度からはちょっと外れるけれど、鎖編みと細編みを重ねて、まずはアクリルたわし作成。
編み方の仕組みがわかってきたところで、いろいろとアレンジを始めるくみ。
編み物に限らず、自分で物事の仕組みを理解してアレンジすることは、生きていく上で大切な能力だと、しみじみ。


今日は、みちの八丈島土産のくさやと、焼酎をつまみに夜ご飯までまったり。
さっきまで、コーヒーを焙煎した香りが漂っていた部屋がくさや一色に。
でも、やっぱりくさやはくさいに限るね、と結局ぺろりといただきました。
お腹がいっぱいになったところで、出来上がった作品をいろいろ並べて記念撮影。

いろいろ並べているうちにお芝居が始まりました。
「あなたが落としたのは金の鈎針?銀の鈎針?」
「いいえ、私が落としたのは竹の鈎針です」


赤ちゃんに贈るおもちゃ(先月作ったメリーの飾り)にも一つ一つ
物語があると楽しいねー、と話が盛り上がりました。

次は、着古した浴衣でおしめを作ってみようと画策中です。

2011年9月30日金曜日

手しごと推進PV撮影&メリーの飾り作り

あっという間に4回目となった赤ちゃんを迎える支度プロジェクト。

まずは、みんなが持ち寄った一品料理でランチ。
キッシュ、マルベリーミルクパン、サルナシのジャム、庭で採れたゴーヤとミョウガの梅酢和え、
塩麹ディップ、、、いちいち作り手の話を聞きながら食べていると、あっという間に三時になっていました。

今回は、手しごと推進PV作りとメリーの飾り作りが目的の集いです。
くみちゃんが作詞作曲した「手しごとのうた」に手振りもつけて、みんなで踊っているところを撮影しました。
踊っているうちに、振りではないのに、自然とみんなが大きなお腹をなでながら踊っていたのが印象的でした。
どんなPVができるのか、お楽しみに!

さて、ようやくメリーの飾り作りです。
それぞれ持ち寄った布を切ったり、ちくちくしたり、ほどいたり。
中に鈴を入れ忘れ、またほどいて。
もっとおしゃべりが弾むのかと思いきや、みんな手を動かすことにすっかり夢中になりました。

そしてできたのがこれ!
個性的な作品たちに、歓声が沸きます。
メリーから流れるオルゴールの曲が「手しごとのうた」だったら面白いなー、なんて言いながら、
この作品たちがメリーにぶら下がってくるくる回るのを想像しました。

本日のお試しスイーツは、サツマイモのケーキ。
お店で売るならこうしたほうがいい、値段はいくら、とあれこれコメントしながらおいしくいただきました。


赤ちゃんがやってくるまであと3ヶ月あまり。
あと何回こんな幸せな時間をすごせるのでしょうか。
次回は、編み物に挑戦する予定です。

2011年8月31日水曜日

赤ちゃんをむかえるしたく

コウノトリならぬミソヒドリが赤ちゃんをはこんできました。

今はまだおなかの中にいる赤ちゃんを、わくわくと待つ時間。
赤ちゃんをむかえるしたくをみんなでしようと集まって、手をうごかしたり、おしゃべりしたり。

3回目のきょうは、みんなの母みつこさんがお赤飯を持ってきてくれました。
めでたい時にたべるお赤飯は格別です。

さらに、いろいろ持ち寄り具材のサンドイッチを食べ、食べすぎて眠くなりつつも、型紙づくり。


あーだこーだと、口を動かし、手を動かし、短い肌着と長い肌着に両方使える型紙をつくり、ガーゼの反物を1セットごとに切っていきます。

みつこさんのアドバイスにより、二重ガーゼの肌着。
まずは、短いのをつくってみることにしました。

型紙どおりに切り取った生地を縫い合わせるのは、どうやるの?
こちらは、みんな好き好きに、やりたいようにやってみました。

縫い目をすべて中に入れるというのが、なかなかむずかしく、どこで、折り合いをつけるかにも性格がでます。

いつもなら、ちくちくぺちゃぺちゃと手も口も動かすのに、そのパズルのようなややこしさに、ちくちくもくもくと手を動かすことに。

2〜3時間もすると集中力も切れてきて、コーヒーが飲みたくなってきました。
と思うと、コーヒーのいい香り。
そして、ミルで挽くゴリゴリという癒しの音。

当日のみオープンしていた「こけしカフェ」にて、おいしい自家焙煎コーヒーとこけしクッキー、フルーツたっぷりのお試しスイーツをいただきました。

また、眠くなりつつ、手しごと再開。
なんとか3着の短肌着ができました。

あまりにも小さくて、かわいい肌着。
この布につつまれる赤ちゃんを想像すると、しあわせすぎてとろけそうです。


手しごと、赤ちゃんをむかえるしたく

まだまだ、つづきます。



2011年6月21日火曜日

藤野のみやげ手しごと

昨日は藤野の農作業。
トマトの植え替え用の土を分けていただいたので、早速植え替えを。

植え替える前に、すっかり大きく赤くなったトマト。
ミニトマトと思って頂いてきましたが、どちらかと言えば、生食用のイタリアントマト風。

もいで、塩をつけていただきます。
食べ慣れたトマトとちがって果肉がつまっているというのか、新鮮な食感です。甘くておいしい。

土が余ったので、ついでにバジルも植え替えました。どれが何の種類だったか、ほとんどわかりません。
紫色のと、株状に生えるタイプが新たに仲間入りです。

庭がないので、部屋の中で土いじり。
古くなった土はどこに返そう・・・。

だんだんと、庭のある家に引っ越したいな〜という願望がむくむく。

それでも、この部屋の陽当たりのよさがありがたく、トマトとバジルもきっと喜んでいることでしょう。

お土産にいただいたキャベツから、はらぺこあおむしがでてきたので、外側のキャベツを何枚かと一緒に保存ビンの家へ。
藤野の畑で、全部落としてきたと思っていたのに、つれてきてしまったようなので、責任持ってチョウにしたいと思います。

そして、一番の大仕事はジャムづくり。
「や〜ま〜の畑の桑の実を小かごに摘んだはまぼろしか」
ってこういうこと?と摘んだ桑の実は、持ち帰りやすいように煮てくれたものに同量の砂糖を入れてジャムにしました。
大仕事と、思ったけど、先に一度、煮てくれていたので、たいした手間もなくできあがりました。
ちょっと甘くしすぎたかな?と思いますが、保存するにはこのくらいでちょうどいいのかな。

農作業、当日も楽しいけれど、帰ってからの手しごともいろいろ。土産話ならぬ土産手しごとで、いい休日になりました。

2011年6月14日火曜日

自家焙煎コーヒーとカガモク製品

おいしい水をいただいたので、非電化工房で、ゆうが購入した焙煎器でコーヒーを飲んでみようと、もともと自家焙煎をしている加賀家にお水や焙煎器、手づくり料理を持ち寄りました。

途中、国立駅近くのコーヒー豆やさん「国立コーヒーロースター」に、カガモクの製品が置いてあるというので、ちょっとのぞいてみました。

コーヒー豆の計量スプーンやコーヒーフィルター入れが小さなカガモク製の棚に収まっていました。

コーヒーフィルターの「安定型」と「ゆらゆら型」。マグネットが付いていたらうれしいという声に応えて作ったというマグネット付きもありました。ゆらゆら型が気になります。

加賀家ではうれしいサプライズもあり、楽しく飲んだり食べたりした後、いよいよ焙煎器の出番です。

まずは、非電化工房の焙煎器。

横に強く振ると、中の皮が舞い上がって、火花が散ります。

こうちゃんから、一はぜ、二はぜの音の聞き分けレクチャーを受けて、だいたい12、3分で、深煎り豆のできあがり。
かごに開けて冷ましながら、すばやくこげ過ぎた豆はないか、中身のない豆はないかチェックします。

今度は、同じ豆をこうちゃん自作の焙煎器で。
身近にあるものを組み合わせて作ったという焙煎器。
カバー付きなので、火力は弱めでも熱が逃げません。
手前には、中の温度を計れるように温度計入れがあり、その奥には、高温になった時に空気を逃がす煙突が・・・

その仕組みにも、それを自分で作ったということにもただただ感心するばかりでした。
最後は蓋を開けて、一煎り。

中は筒状になっていて、くるくると周しながら煎る仕組みです。

こちらも、ざるにあけて冷まします。







冷ました豆はミルで挽きます。

こちらはカガモク製のミル。粉を受けるマスが引き出しではなくマグネット、四角ではなく三角です。





煎りたて挽きたて入れたてのコーヒーを飲み比べ。
ほんとは、煎りたてよりも2、3日置いた豆の方がおいしくなるんだそうですが、そんなには待てないので、すぐに入れてみました。
マイ焙煎器があれば、そのタイミングも好きにできますね。

どちらもおいしくて、ゆうが作ってきてくれたマーマレードのパウンドケーキともぴったり!
かなり深煎りになった方は、牛乳をいれてカフェオレにしていただきました。

コーヒーを煎って、挽いて・・・
いろいろ話をしながら、ゆっくりと味わえる時間が何よりもうれしいな。

2011年4月18日月曜日

川沿いでお花見

桜吹雪が舞い散るころ、野川沿いでお花見をしてきました。
しばらく川沿いをあるき、思いがけず楽しい川あそびをしたり、のどかな光景にのんびりしたり。
水辺に張り出した大きなオオシマザクラの下が気持ちいいね、と誰もいない川沿いに敷物を広げました。
月明かりと、少し離れた場所にある街灯に持ち寄りの灯りがあれば充分!

小さなろうそくがなくなりそうになると、こうちゃんが即席ろうそく立てを作ってくれました。
上の方がちょっと溶けていますが、底を切って裏返しただけの簡単ろうそく立ての出来映えに感心。
そして、こういうちょっとした工夫が、ただでさえ楽しいお花見の席を、またさらに楽しくしてくれます。





持ち寄った器に、スパークリングワインやビールを注ぐと、泡が白く光ってまぶしいくらい。 
えちが焼いてきたパンに、ハコベとクルミのソースやアンチョビソースをつけていただきます。ハコベは春の七草の一つで、ほのかな苦みがおいしく、クルミともとてもよく合います。
ゆうが福島の友人からもらったという酒ケーキ(お酒の入ったカステラのようで美味しかった!)、みちが八丈島から取り寄せたというくさや(地震の当日、会社に届いて、エレベーターの止まった中を階段を使って届けてくれたという貴重なもの!)、あれこれ食べてあっという間におなかがいっぱいになりました。

飲み終えた空き缶もろうそく立てに。

好き勝手に食べたり飲んだり、おしゃべりしたり、散歩したり、サクラの葉を集めたり、ろうそく立てをつくったり・・・している内に、サクラと並んで見えていた月も、いつのまにかサクラと向かい合わせになっていました。

そして、楽しい夜の余韻は、帰り道も翌日も、まだしばらくは続きそうです。

2011年3月30日水曜日

かき混ぜてマヨネーズ

月に一度の藤野での農作業に行ってきました。
この日の作業は、梅の木の剪定と野菜や花の種まき。午後は、ブルーベリーの移植をしました。

梅の木の剪定は、ほんとは寒い時期がよいそうですが、梅の花が咲き残る中での剪定は甘い匂いがたちこめて、髪の毛やセーターには梅の花飾り。
なんだかしあわせだねーと笑みがこぼれます。

落ち葉堆肥の発酵熱で暑いくらいのハウス内で種まき。先月植え替えた小さな苗の成長ぶりにも驚いて、今日まいた種も来月には大きくなっているのかなぁと楽しみが増えました。

お昼には、例にもれずのごちそう。午後の作業の後には、リンゴと甘夏とハコベのジュースも出してくれました。甘夏やバジルの種を蒔いたポットをお土産にいただいて、温泉でゆっくりしてから、隣駅のえち宅へ。

ねむ〜くなってるところにひと手しごと。

卵にお酢と塩を少々。
泡立て器で混ぜながら、少しずつ油を入れること30分くらい?
だんだんと暗くなる夕暮れ時の部屋とは反対に、卵の黄色は乳化して段々と白くなり、少しとろりとしたマヨネーズになりました。


庭の畑の小松菜とルッコラの花。いただいた甘夏にくるみ。
できたてのマヨネーズに塩こしょうでいただきます。
春らしい彩りに、気持ちもほっとします。


手を動かして、身体を動かして、花の匂いや風や日射しの暖かさ、日暮れ時の切なさを感じて、のんびり過ぎて行く時間。ありがたいなぁ。

2011年2月28日月曜日

ミソなし月のしその味

2月最後の日。
すっかり毎月恒例となった藤野での農作業に行ってきました。
雨の中でもできる作業を、とハウスの中での苗の植え替え作業をほんの少し、お手伝い。
苗床で蝶よ花よと大事に育てられた小さな苗を、ひとつひとつポットに移します。
ハウスと言っても、熱源は落ち葉堆肥の熱と炭火だけ。
息が白くなる中、ハウスの屋根をたたく雨音を聞きながら、なすとトマトの苗を植え替えました。

外の水道で洗った手は冷たく、久々の‘手がかじかむ’感じが妙に懐かしくもあります。

外から帰った私たちを迎えてくれたのは、薪ストーブの余熱であったまった部屋と、あったかいスープ。両手をあたためながら飲むスープは、とろけるような美味しさでした。
そして、お昼ごはんの数々がまた、どれもこれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
そして何よりも気に入って、おすそわけまでしてもらったのが、この一品。

何が入っているかと聞いてみると、しその実としょうがとしょうゆと麹!
味噌?もろみ?と思ったのは、しょうゆにつかった麹の味でした。
しその実を集めて洗って・・・という作業を考えると気が遠くなりそうですが、しその実の香りがまた何とも言えず食欲を刺激します。
しその実を枝ごととって、味噌と交互に漬けて、それをちょっと炙るとお酒のつまみにもなるよと聞いて、想像するだけでも美味しそう!とその光景にうっとりしてしまいました。

しその実がなる秋が楽しみです。

(くみ)

2011年1月26日水曜日

畑作業と新年会

日曜日、藤野のくみちゃんの知り合い夫婦の所で畑作業をしてきました。

到着すると、まずはお茶。今日はミソヒドリ軍団6人と初めて会う3人の計9人。
初対面の人たちも温かいお茶をゆっくりすすっているうちに、なんとなく和んできます。

作業はまず暖炉の薪づくり。栗林の枯れ木を、暖炉のサイズに合わせて切り揃えます。
9人いると仕事が早い早い。

次に、放置されている桑畑へ。クズに覆われ、まったく原形が分からなくなっています。
カラカラに乾いて畑全体を覆っているクズをぐいぐい引っ張り、焚き火に次々と投げ入れます。
途中、伐った桑の中から出てきたカミキリムシも焚き火で炙って味見。香ばしくて意外とおいしい。


作業中にも幾度となく「休めよー」と言われ、休んだりお茶したりすることが結局は効率のいい働き方なんだなーなんて思いながら作業をしました。一人でがむしゃらに働くよりも、みんなでゆっくり働いたほうが早い。当たり前のことだけど、身をもって感じるのでした。


お昼は、奥さんの手作りのおいしい料理の数々。
大きく切った大根の煮物や、お麩の煮物、かわいく盛り付けた玉子焼き(写真)など、
盛り沢山のご飯は唸るほど美味しくて、作り方を矢継ぎ早に質問する私達。
すごく感心したのは「冬はちょっと甘めの味付けにするの」という一言。
夏はさっぱりしたものが食べたくなるけど、冬は体が甘いものを欲しがってるでしょ、
とさらりと言われ、同じ料理でも季節で味付けを変えるんだと目から鱗が落ちました。


関心しているところに立て続けに「大根は食べるホッカイロだからたくさん食べてね」と奥さん。
心があったかくなるような台詞の数々にハートを鷲掴みにされた一日でした。

温泉に入り身を清め、その足でえちのうちへ。今年初めてミソヒドリ5人が集まりました。おいしいものを食べて笑って。
すでに心地よい疲れとほろ酔いになっていて、えちの年末からの創作メモのはなしがゆっくりできなかったのが残念。
今年はどんな一年になるのかな。実りのある一年になりますように。

2011年1月17日月曜日

案山棒で昼そば

10月にオープンした焼津のそば屋、『案山棒』(あんさんぼう)に行ってきました。

西焼津駅から、そんなに離れていないものの、少しわかりにくい場所にあるお店。
ナビと記憶を頼りに向かいます。
見覚えのあるスーパー田子重を過ぎ、広い道から少し中に入ると、
小さな看板がみえて
きました。

ちょっと早いけど、昼そば一番乗り!


店の中は、手伝いに来た時からは想像できない程の変身ぶり。
土壁にするか白壁にするか…、ここにストローベイルブロックを持ってきて…、まどの外側には庭をつくって干し柿を干したり…と話してくれたイメージが見事に作り込まれていました。

それにしても、こんな短期間で、この仕上がりにはびっくりです。

そしてもう一つ驚いたことに、1月に出産予定のみうらきゅんが、今日破水して、病院にいるとのこと。

後で病院に行くのを楽しみに、まずは、おそばをいただきました。

奥の小あがりで窓の外の小さな庭園をみながらのせいろそば。
ひんやりと冷たくて、おいしい。
つけ汁のだしは結婚式でお世話になったなるちゃんとこのかつおぶしかな?などと考えながら、つるつるっとあっという間に食べてしまいました。

途中、窓の外に風花が散ったり、電気のブレーカーが落ちるハプニングがあったり…
その度に、今のは赤ちゃんが生まれた知らせでは?と盛り上がりながら、そば湯でのんびり。
さらにおいしいと評判の小天丼も食べお腹もいっぱいに。

長居している内に、店が混んで来たので、ひとまずお店をでて、さかなセンターへ。
お土産を買った後は、地元の人の案内で、崖にある海を見下ろせるギャラリーカフェでコーヒーを飲みながらまどろんだり、おしゃべりしたり。
さらには、温泉にも行き、夕方ようやく病院へ。

赤ちゃんが生まれる前に面会に来る人はさすがにめずらしいらしく、看護婦さんに面会をお願いすると、「まだ生まれてませんよ」と真顔で教えてくれました。
赤ちゃんに会えなかったのは残念だけど、「いてて」とお腹をおさえつつ、陣痛にも余裕で構えるみうらきゅんにほっと一安心。
元気な子を産んでね〜と焼津を後にしました。

今頃、無事生まれてるかな?
お知らせが楽しみ♪

案山棒(あんさんぼう)の営業時間は
朝そば 7時〜9時
昼そば 11時半〜14時半
住所:静岡県焼津市大住99

近くにいる方は、ぜひ朝そばを!

2010年11月16日火曜日

めでたいことが続きます

みち宅での結婚式の打ち上げにミソヒドリもお呼ばれしてきました。
3時間にも及ぶ、結婚式(前日の宴会からツアーまで)の映像をみつつ、持ち寄りやみちの用意してくれた品々をつまみながらの宴会。

みていたようで、みていなかった名場面の数々にわきあいあいとなりました。

そして、もうひとつ。
おめでたいことが続きます。
翌日はゆうの、名字が変わってはじめての誕生日。

新しい歳の数だけの年輪を重ねたバームクーヘンを、のんびりと庭の炭火で焼くこと3~4時間。
お祝いだとは知らずに、「何歳までいけるかなぁ」とどんどん大きくなるバームクーヘンを無邪気に楽しむゆう。
そして何も知らずに、結婚式の真似事でケーキ入刀。

これからは二人で、年輪を重ねて行くんだねぇ。


そして引き続き、結婚式の映像をみながら、両親へのあいさつに再び号泣するゆう母子。
そっくりだなぁと笑いながらも、こんないい子を育てた母上に、なんだか感謝してしまうのでした。

楽しかった結婚式の余韻に浸りつつ、もうひとつの結婚式の予行演習のような夜。

それにしても、集まった顔ぶれに、人の縁の不思議を感じずにはいられません。
ありがたいと思ったら「縁」、しょうがないと思ったら「運命」(だっけ?)
これも名言だな〜。

2010年8月14日土曜日

夏の暑気にしそジュース

畑仕事を手伝いに行った先で、夏野菜をいただいてきました。
2、3時間しか働いてないのに、身に余るおみやげ・・・

なすは3種。よく見るなす色のと、白と緑。小さなきゅうり。
大好物トマト。ゴーヤ2本と、大量のしその葉!
緑のと、赤しそと、葉裏が緑の赤しそ。

ひと休みのときに出してくれるしそジュースが美味しくて、つくり方を聞いて、たくさん摘ませてもらいました。

帰って早速、大量のしそを洗って煮て、しぼって煮汁を砂糖と煮て・・・

きれいな赤い色が写真に上手く写らなくて残念。
クエン酸を入れた時の色が変わる瞬間は、理科の実験みたいで、瞳孔が1、5倍くらい開きました。

牛乳を入れると、とろーりヨーグルトドリンクみたいになるのも、楽しいしおいしい!

300gくらい(目分量)のしその葉で、一升ビン1本くらいのしそジュースができました。
誰におすそ分けしようかな。

2010年6月22日火曜日

6月のごちそう

6月のはじめに、田植えをお手伝いさせてもらった農家の方に、教えていただいた空豆の食べ方。

さやごと蒸して、中のふわふわの部分をスプーンですくって食べる!

空豆を食べるのはこの時期の楽しみだけれど、さやから豆を取り出す時に、ふわふわの部分をさわっては、しあわせな気分になっていたけれど・・・

あたりはずれはあるものの、白いふわふわをスプーンですくうのが楽しい。まるで雪が溶けるようです。
はずれの時はちょっと苦く、あたりの時は甘くてかなり贅沢な舌ざわり。

空豆が楽しめる時期も、そろそろ終わりかな?

2010年5月25日火曜日

ミカジマでミソ稽古

30日のミカジマミソヒドリに向けて家具作家さんの自宅で稽古してきました。
改めて素敵なお家と、家から見える風景にうっとり。
雨にそぼぬれるブドウ畑の新緑がとてもやさしく見えました。

会場となるお家の中はふんだんに木が使われ、私たちの気持ちを更に盛り上げてくれました。
作品の方は…本番をお楽しみに!

練習後に、みんなで夕飯をいただくことに。
作家さん手作りの一枚板の机の上で、みんなで水餃子を伸ばしたり包んだり。
これが、驚くほどの美味しさ。本当に絶品。
次から次へと衝撃的においしい料理がおなかに収まり、帰るころにはここに来た目的を半分忘れかけてしまったほど。

いやいやしかし、素敵な作品になりました。
すっかりなじんだ会場で踊るのが楽しみです。

2010年5月14日金曜日

ヤギと味噌と野良仕事

藤野で有機農業をしているKさん宅へ、味噌づくりと田んぼづくりのお手伝いに行ってきました。
ハーブや果樹や花がにぎやかな庭では、ヤギのゆきちゃんがお出迎え。まだ生後3ヶ月の赤ちゃんヤギだそう。


味噌づくりは大豆をゆでるところから。
Kさん宅で収穫し一晩つけておいてくれた大豆を即席かまどに薪をくべて、大きな釜で煮ます。
ぐつぐつと煮る間、火の番をおまかせして、これから田んぼになる予定の菜の花畑へ。

山から水路を流れてくる水は勢いよくて冷たい。


畑のまわりの草を刈り、土を少しずつ鍬でけずります。

田んぼに水が入って、泥をかき混ぜた後、この上に泥を塗って水がこぼれないようにするのだとか。
鎌や鍬で畦をつくる作業、肥料となるワラを裁断する作業、裁断したワラや落ち葉の堆肥を撒く作業・・・

どれ一つ楽な作業はないけれど、どれも楽しくて懐かしい。

農作業を終えて、今度は味噌づくり。

ゆであがった大豆をつぶして、こうじを混ぜるのにちょうどよい温度になるまで、ひとやすみ。

ビールのつまみにとでてきた、菜の花のおひたし、ノビルみそ、大豆煮、黒豆、めざしなどなど、いろいろありすぎて思い出せない程の具材を、帰りに畑で採ってきたサニーレタスに包んでいただきます。 

お腹がいっぱいになり、ほどよく酔ったところで、大豆も適温になり、あとは塩きりしたこうじと混ぜ合わせるだけ。 直火でことこと煮た大豆は、どんな味噌になるかな。

草を刈って肥料を撒いた場所のこれから。翌日に畑を耕して植えたトマト。
いつからヤギ乳をしぼれるんだろう、ゆきちゃん。庭のジューンベリー。

楽しみはいろいろ。また行きたいな。

(くみ)