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2013年4月24日水曜日

実りの湯


川のほとり、ビニールハウスの銭湯におじゃましてきました。

LEDアートフェスティバルの参加作品にも関わらず、中の灯りは、心あたたまるハダカデンキュウ。

夜風吹く中、青いコンテナに入った、湯の元を手渡されたさらしに包みます。
ゆず、レモンなどの柑橘類や楊枝の材料になるクロモジ、ヨモギ、紫木蓮、す〜じの通った蕗・・・他には何があったかな。

自分で選んで包んだ湯の元を持って、のれんをくぐると、中はこんな感じ。

洗練されたチープさが何とも言えずあたたかい。
囲炉裏4つ分くらいの足湯には、ぷかぷかといろんな湯の元袋が浮かんでいます。

夜の透けたビニールハウス。
お湯を囲んで座った女の子たちが、足で湯の元を取り合ったり。
足湯につかってビールを飲む人あり。
お湯の中を流れる、植物たちが妙に愛おしく、開放感と包まれる感じが混在した空間に、ついつい長湯してしまいました。

じわじわと何かが実って行きそうな、そんなあたたかさをはらんだ実りの湯。
また入りたいな。

詳細はこちら

(くみ)



2012年3月18日日曜日

建物がよろこぶということ

北千住にある、日本庭園で有名なタカラ湯さんで、「風呂フェッショナルなコンサート」があるというので、行ってきました。
このイベント、地域の人と一緒に音を作って演奏するというワークショップ形式で行われていて、会場となった、男湯、女湯は浴場から脱衣所まで、お客さんと出演者で大にぎわい。

老若男女が集い、隙間だらけの楽しい時間。
男湯の脱衣所からは、当然、女湯の様子は見えず、音だけが響くのですが、お湯をざばーんとかける音、ケロリン桶がカランコロンと鳴る音などなど、どれもこれもが懐かしく、にぎやかだった時代の銭湯はこんな感じだったんだろうなぁと想像させます。

タカラ湯さんのご主人によると、銭湯全盛期の頃は人であふれかえっていて、女湯の脱衣所には、女中さんが8人待機して、子連れで銭湯にきたお客さんから赤ちゃんを預かってお世話していたんだとか。

建物がよろこんでるって、こんな感じなんだなぁと思いました。

イベントの様子は、Ustreamでも見えるようなので、その場に居合わせたもの目線で、脱衣所の様子を。

ロッカー上の隙間を、特等席と認定し、ひょいっとのぼった女の子がいました。


帰りに、普段は(男湯からしか)見れない庭園をのぞいてきました。

にぎやかで、懐かしくて、ほっとする時間。
タカラ湯さん、出演者・スタッフのみなさん、お疲れさまでした。

2011年12月3日土曜日

赤ちゃんに贈るスプーン

仙川でのカガモクのワークショップ、「赤ちゃんに贈るスプーンづくり」に参加してきました。

サクラ、カエデ、ホオノキの中から、好きな材を選びます。
前回は色のきれいなサクラにしましたが、今回は比較的やわらかいというホオノキにしてみました。
やわらかい分、力もそっと入れないと、ついつい木がはがれてしまいます。

夢中で削って、あっという間に二時間。
おやつ休憩の時間となりました。


おやつは、仙川の自然食品やさん納々屋の食材をつかった、重ね煮とだしをとった後の昆布と煮干しのポン酢づけ。
会場となった吉川邸のご夫妻から、自宅の改装や今回のおやつについてのお話がありました。

できるだけ環境負荷の少ないものを選んで、できるだけ無駄にエネルギーを使わない暮らしができるようにと建築士の方と相談しながらの改装。
オルゴール式のぜんまいでペレットを供給する木質ペレットストーブ。杉の間伐材が敷かれた床には床暖房。床暖房のためのお湯は、ペレットストーブで暖められて、床下まで運ばれます。
非電化工房仕込み(?)のもみがらの断熱材は、台所の中からちらりと覗けるようになっていました。

そして、おやつの重ね煮やポン酢づけは、もうすぐお母さんになる妊婦さんやお父さんになるだんなさんにと、簡単においしく野菜をとれるコツの紹介でもありました。その気遣いも合わせて、おいしくいただきました。
「生まれてくるお子さんが男の子でも女の子でも、ぜひ台所が似合う子に育ててください。食は生きて行く基本ですから」との言葉にじんわり。
「妊婦さんが多いので緊張しましたが、材料はすべて納々屋さんのものなので、ご安心ください」という言葉に、さらにじんわり。


会場には、7〜8人の妊婦さんが集まっていて、お互いにおなかを触らせてもらったりしながら、しあわせな時間をすごしました。

2度のおやつをはさんでの4時間ちょっと。
完成したスプーンを手に帰ることができて大満足。

使う材や形を変えて、また作りたいな。

*12月30日が予定日の友人夫婦を誘って行ったのですが、その様子をブログで紹介してくれています。
写真の撮り方、紹介の仕方が上手で、さすが編集者!(だったかな)と感心。
こちらからどうぞ〜

2011年5月1日日曜日

非電化工房

ゆう夫妻と地元に住む友人を誘って、栃木県・那須町にある非電化工房へ行ってきました。
池を囲んで、小さな建物が点在する‘素敵すぎる’場所。

発明家の藤村さんのお話も、心に染みて、言葉にならない程の元気をもらって帰ってきました。

写真中央の母屋を出て、まずは工房見学。
母屋の前には、非電化の冷蔵庫がありました。電気を使わない冷蔵庫って?昔の氷を入れるようなのかな?と思っていたら、放射冷却を利用し、断熱をしっかりしたというもので、その仕組みを副代表の息子さんが丁寧に説明してくれました。
しくみさえわかれば、ホームセンターで手に入る材料で、半日もあれば、似た構造のものができるそうで、やれそうだと思った方はぜひやってみて下さいと、発明品の常識をくつがえす寛大さです。
フィンランド製のムーミンハウス(これだけは、購入したもの)、眺めが抜群のテラスのような温室、非電化の小さな建物を見ながら工房内をあるきます。
そして、籾殻(もみがら)ハウス!
そのあまりの可愛らしさに愛しさまで込み上げてきます。
那須町は311の震災で、半壊や全壊のお宅も少なくなく、このもみがらハウスも支えていた鉄の杭が曲がってしまったそうですが、建物自体は全く壊れずに無事でした。
木の棒は、建物を支えているわけではなく、ここが入り口。三角の扉がUFOのように開くのです。
中は、小さな天窓の明かりで予想以上に明るく、横窓から見える風景はのどかで、その風景にかかる藁のシェードがなんとも言えず、気持ちをほぐしてくれます。
壁には、もみがらが入っていて、冬はあたたかく夏は涼しい断熱材になります。今、断熱材として使われているグラスウールと同じくらいの断熱効果があるのだとか。
お米を守って保存するもみがらの力は偉大です。
そしてなんと言ってももみがらは無料!
こんなすごいものをただ捨てるのでは、もったいない〜と、しみじみ思いました。

他にも、空気の自然対流を利用した換気システムに、屋根の上の風車が回って換気をするしくみ。屋根には小さな太陽光パネルをとりつけて夜間の室内の明かりに。冬の寒さに小さなだるまストーブが一つ。
適材適所だけでなく、必要最小限のものを、最大の効果で使っている無駄のなさに脱帽です。

そしてこちらは、非電化風呂。
斜めの屋根には、耐熱ホースで水が循環し、晴れた日には太陽がお湯をわかしてくれます。
曇りや雨の日には、右下のかまどで、薪やゴミを燃やしてお風呂をわかします。
薪をくべて沸かすのは、毎日続けば大変でも、何日かに一度なら楽しい仕事。
太陽が出ていれば太陽にまかせ、出ていなかったら、自分で沸かすというスタンスが末っ子気質の私には、ぴったりで、うれしくなります。

もみがらハウスも非電化風呂も1年間の約束で住み込んでいる弟子たちが建てたもの。
材料費は10〜15万というから驚きです。

そしてアトリエでは、さらなる発明品がつくられていたり、
‘前電化製品’と称して、コーヒーミル黒電話も集められていました。

アトリエの前に干されているのは、非電化除湿器に使われている除湿剤。乾いていると青く、湿気を吸い取るとピンクになります。

一通りの見学を終えて母屋へ戻り、藤村さんのお話の時間。
「まずは注文を取ります。コーヒーとはと麦茶のどちらかを・・・」と始まった、コーヒー焙煎器と有機コーヒーの話。
「ぼくは、発明家だから。いい人が困っているのを助けるのが発明家の仕事だから」と穏やかに始まったその話は、ゆっくりと、豆を煎り、ミルで挽き、お湯を注いでコーヒーを入れる、そんなゆったりととした時間そのもののような、あたたかくて、心の霧が晴れて行くようなお話でした。

非電化ナビで(つまりは地図から行き順を拾って)現地まで連れて行ってくれたゆう夫妻にも感謝。
今度は、みんなで何かを作りに行けるといいな。

2011年1月17日月曜日

案山棒で昼そば

10月にオープンした焼津のそば屋、『案山棒』(あんさんぼう)に行ってきました。

西焼津駅から、そんなに離れていないものの、少しわかりにくい場所にあるお店。
ナビと記憶を頼りに向かいます。
見覚えのあるスーパー田子重を過ぎ、広い道から少し中に入ると、
小さな看板がみえて
きました。

ちょっと早いけど、昼そば一番乗り!


店の中は、手伝いに来た時からは想像できない程の変身ぶり。
土壁にするか白壁にするか…、ここにストローベイルブロックを持ってきて…、まどの外側には庭をつくって干し柿を干したり…と話してくれたイメージが見事に作り込まれていました。

それにしても、こんな短期間で、この仕上がりにはびっくりです。

そしてもう一つ驚いたことに、1月に出産予定のみうらきゅんが、今日破水して、病院にいるとのこと。

後で病院に行くのを楽しみに、まずは、おそばをいただきました。

奥の小あがりで窓の外の小さな庭園をみながらのせいろそば。
ひんやりと冷たくて、おいしい。
つけ汁のだしは結婚式でお世話になったなるちゃんとこのかつおぶしかな?などと考えながら、つるつるっとあっという間に食べてしまいました。

途中、窓の外に風花が散ったり、電気のブレーカーが落ちるハプニングがあったり…
その度に、今のは赤ちゃんが生まれた知らせでは?と盛り上がりながら、そば湯でのんびり。
さらにおいしいと評判の小天丼も食べお腹もいっぱいに。

長居している内に、店が混んで来たので、ひとまずお店をでて、さかなセンターへ。
お土産を買った後は、地元の人の案内で、崖にある海を見下ろせるギャラリーカフェでコーヒーを飲みながらまどろんだり、おしゃべりしたり。
さらには、温泉にも行き、夕方ようやく病院へ。

赤ちゃんが生まれる前に面会に来る人はさすがにめずらしいらしく、看護婦さんに面会をお願いすると、「まだ生まれてませんよ」と真顔で教えてくれました。
赤ちゃんに会えなかったのは残念だけど、「いてて」とお腹をおさえつつ、陣痛にも余裕で構えるみうらきゅんにほっと一安心。
元気な子を産んでね〜と焼津を後にしました。

今頃、無事生まれてるかな?
お知らせが楽しみ♪

案山棒(あんさんぼう)の営業時間は
朝そば 7時〜9時
昼そば 11時半〜14時半
住所:静岡県焼津市大住99

近くにいる方は、ぜひ朝そばを!

2010年9月13日月曜日

まるで舞台をつくるような


週末、静岡の焼津にいってきました。
公演「お引っ越し」で衣裳をつくってくれたみうらきゅんご夫妻のおそば屋さん『案山棒(あんさんぼう)』の開店準備のお手伝い。みうらきゅんと会うのは本当に久しぶりだったけれど、いつ会ってもなごむなあ。わたしは会うのがはじめて、ご主人の星野さん。私たちに「着替えのTシャツならたくさんあるから!」と笑顔で言ってくれたとき、いっきにこころがひらいた気がしました。
二人の会話はしぜんとみんなの笑いをさそいます。1122〜。
まるでこれから舞台をつくるような、忙しい毎日。体に気をつけて。
10月19日。本番が、開店が、たのしみ。最寄りは、西焼津駅。

(写真は、小さく切った木のタイルを床に敷き詰めているところ)

ゆう


2010年5月30日日曜日

無事にお呼ばれ公演終了しました!

本日、本当に素敵な空間で踊ってきました。

お家の持ち主である家具職人一家にも特別出演していただき、お家と家族が共に育っていく姿を想像して踊りました。



賑やかな場所に丸一日いたのになぜか心地よかったのは、次から次へとお祝いに駆けつけるお客様が、みんなこのお家のオープンを祝福し、見守り、支えているのだということが無言のうちに伝わってくるからでしょうか。
恋人や家族でいらっしゃるお客様が多かったのもまた、みんなが心から祝福していることの表れのようでした。

サンドウィッチをつまみながらサングリアを飲んで、その合間に踊って。


二階で踊っている最中にも、庭では焚き火を囲む人や、その周りを駆け回っている子どもたちの声が聞こえ、 思わず笑顔がこみ上げてくるのでした。

今日というこの日が、このお家の始まり一日として刻まれたことを嬉しく思います。

み 

2010年5月25日火曜日

ミカジマでミソ稽古

30日のミカジマミソヒドリに向けて家具作家さんの自宅で稽古してきました。
改めて素敵なお家と、家から見える風景にうっとり。
雨にそぼぬれるブドウ畑の新緑がとてもやさしく見えました。

会場となるお家の中はふんだんに木が使われ、私たちの気持ちを更に盛り上げてくれました。
作品の方は…本番をお楽しみに!

練習後に、みんなで夕飯をいただくことに。
作家さん手作りの一枚板の机の上で、みんなで水餃子を伸ばしたり包んだり。
これが、驚くほどの美味しさ。本当に絶品。
次から次へと衝撃的においしい料理がおなかに収まり、帰るころにはここに来た目的を半分忘れかけてしまったほど。

いやいやしかし、素敵な作品になりました。
すっかりなじんだ会場で踊るのが楽しみです。

2010年5月19日水曜日

ミカジマミソヒドリ

ミソヒドリ、いよいよお呼ばれ公演ができるまでになりました!
今回は、新築のお祝いということで、真新しい素敵なおうちが舞台となります。
ゆうとみちが参加している山仕事仲間で、家具作家さんのお宅兼アトリエです。

完成するまでに、壁塗りワークショップや棟上式などたくさんの人の手を経て、いろんな夢が詰め込まれた家。
これから家族と共に成長していく家で踊れることはミソヒドリにとっても喜ばし
いことです。

これまでも、建物や周りの風景と共に踊ってきたミソヒドリですが、今回の舞台もまたブドウ畑と梅園に挟まれた素敵な環境の中、太い柱に大きな窓、バルコニーのあるおうちで踊ります。

お祝いに集った方々と共に、慶びの空間を楽しんできたいと思います。
共にこの祝福したい方は覗きに来てみてください。

ちなみにタイトルの「ミカジマミソヒドリ」は、会場が所沢市三ヶ島だから。
そして三十日鳥がそうさせたのか、踊る日も三十日なのです。
踊り日和、到来です!

●日時 5月29日(土)、30日(日)
※ミソヒドリは30日のみ、12:30~13:00と15:45~16:15の2回踊ります。


●オープンパーティーの時間 11:00~18:00 両日とも
●場所 laboratory新アトリエ 埼玉県所沢市三ケ島1-257-1

詳しくはこちらをごらんください
http://blog.labo-style.shop-pro.jp/?day=20100516

2010年2月1日月曜日

寒稽古?暖稽古?

何度めかの森のテラスでの稽古。
一年で一番寒いはずのこの時期だから、寒稽古になるかな?と思っていたら、日射しも薪ストーブや七輪もあたたかく、ぬくぬくとした稽古となりました。

お昼ごはんはテラスでと、みちやゆうの作ってきてくれたおにぎりを囲んでいると、目の前の水瓶にルリビタキが。。。まだ少しグレーがかってはいるもののきれいな青い色(とオレンジのコントラスト)にすっかり見入ってしまいました。
そして、奥にはコゲラ。どんどんと冬の木立をのぼって、心地よいドラミングを聞かせてくれました。
それにしても、冬の森のテラスは小鳥たちがにぎやか。

鳥をみながら一日、ぼんやりしていてもいいぐらいの場所で、ごはんを食べたり、コーヒーを飲んだり、そしてもちろん踊ったり。
なんてぜいたくな時間!

こんな心地よさや楽しさを、来てくれたお客さんにも味わってもらえるといいな。

2010年1月25日月曜日

多謝

SAYONARA!中講堂企画での公演が終了しました。
観に来てくださった皆様、差し入れをくださった皆様、ありがとうございました。

前回『お引っ越し』の一部シーンから生まれ変わった『エイシャキ』
10分という短い作品ですが、ほんとに出会えてよかったと思える大作になりました。

まりやあやちゃんと一緒に、一つの作品の中で踊れたことに感謝。
いろいろ、舞台というものの常識(衣裳を着てトイレに行かないとかごはんを食べないとか)に驚きつつも、子どもの頃から踊ってきた二人の(えちとちえもだけど)、踊ることに対する心構えに背筋が凛とすることもしばしばでした。
(私たちのゆるさに呆れられることもしばしばだったけど)
この緊張感とゆるさが混ざり合ってこその『エイシャキ』だったように思います。

舞台監督の山田さん、照明の高橋さん、音響の石井さん、制作の酒井さんはじめ中講堂のスタッフのみなさんにも、お世話になりました。
中講堂には常にあたたかい空気が流れていて、気後れすることなく稽古から本番までを過ごさせていただきました。

44年間、学生たちの作品を見守り続けてきた中講堂は、来週の演技コースの公演を最後に解体されるそうです。
その最後に、『エイシャキ』という作品で関われたことに、改めて感謝します。

これからは、これまでよりももっと。
そんな気持ちにあふれた中講堂企画でした。

2009年5月15日金曜日

三鷹の庭と桑の実

久々のいい天気。
ゆう、ちえ、くみで三鷹市の山本有三記念館へ行ってきました。
自転車で先に着いて、庭で待っていたゆうが「こっちだよー」とお出迎え。なんだか、家の人みたい。


各部屋をみて(寄せ木の床がいい!)、屋根裏部屋を探し(入口は突き止めたけど入れなかった!)、テラス側のサンルームでお茶を飲んでのんびり。
きっと、人が集うお家だったんだろうな。


えちから庭がいいときいていたので、建物の外観をみながら奥の庭へ。外からは、入れなかった屋根裏部屋の窓が見えました。


白い花が満開のエゴノキ。松ぼっくりをたわわにつけたままの松。日射しを和らげる竹林。こじんまりとして開けたあずまや。あずまやの小さな窓から見える洋館。奥の小さな池。風に揺れてなびくケヤキの大木。葉のこすれる音…。

のんびりうっとりもするよね、とちえに共感。

池のまわりをまわったり、笹笛を吹いてみたり、笹舟を浮かべてみたり、庭を満喫して記念館を後にしました。


駅に向かう途中、川沿いに赤っぽい実のなっている木を発見!
ちかづいてみると、まだ熟す前の桑の実でした。できるだけ赤いのを探して味見してみると、ほんのり甘酸っぱくて初夏の味。赤黒く熟すのはいつ頃かな?

2009年3月17日火曜日

春、蔵で


先日のある晴れた日、蔵へいってきました。
前回の公演のときの記憶のまま行ったら、蔵は妙にすっきりしているような感じがしました。
公園の緑も屋根のツタの葉もまだ出てなかったのです。
そうか、蔵にもこういう表情があったんだなあ、季節の移り変わり…当たり前なのに、初めて知ったような気がしました。
蔵の前の木には薄紅色の花の蕾、足もとを見ると地面にくっついたようにスミレが咲いていました。
 木の根元の落ち葉からケヤキの実生が、まだ細いその枝で、伸びています。がんばれ!

(ゆう)

2009年2月5日木曜日

森のテラス


仙川にある「森のテラス」へ、ピアノのコンサートを聴きに行ってきました。
入り口を入ると、受付は玄関ではなく庭先のテラスにありました。
山田さんの造園事務所兼自宅である「森のテラス」は、オープンガーデンとして庭とテラスを公開していて、室内も貸し出しをしているという、不思議な場所。
昼寝にも貸してくれるというスタンスに惹かれて、場所の下見がてらの今日のコンサート。
テラスから見える洋室には、大きなグランドピアノがあり、おそらくここで演奏するんだろうな、と思いつつも、テラスがあまりにも居心地がよくて動けません。
かまどで細々とした焚き火。あたたかい陽射し。火と日に暖められて、冷たい風も心地よく感じる程。
お茶を頂いたり、お菓子を頂いたりしながら、のんびりと時間が過ぎて行きます。
ピアニストの方から「中も空いてますからどうぞ」と声がかかり、洋室へ。
部屋の中にも薪ストーブがあり、窓からの風景を眺めながらコンサートが始まりました。
あまりにも気持ちよくて、コクリコクリと寝ては、時折聞こえるシジュウカラのジュクジュク…という警戒音や、台所から聞こえる物音にはっと目を覚ます、文字通り夢見心地の時間を過ごさせてもらいました。
春にはさえずりも聞こえるかな、初夏の新緑も気持ちいいだろうな、といろんなことを想像しながら…

この「森のテラス」を、5月にお借りすることになりました。
蔵とはまたちがった場所で、新しい出会いがあるといいなと思います。

2008年12月26日金曜日

3世代の映画会

アパートのお隣りのOさんにお誘いを受けて、えちとくみと大家さんとがOさんの部屋に集まり、おいしいものをいただきつつ映画を観てきました。こんなことでもなきゃ、なかなか観る機会のない古い映画を、その世代の人と一緒に観るのはかなり楽しく、映画の内容うんぬんではなく、そこに映るものがどんどん立体的になるというか、厚みを増すというか、リアリティを持つというか、とにかくとても近しいものになっていく感じがすごくいい。大家さんは80代後半、Oさんは母親世代で、私たちは娘のような歳の差。
仕事を終えて遅い時間におじゃますると、手づくりのごはんをたくさんふるまってくれました。
ゆずと根野菜が入った五目チラシ寿司
蓮根のピリ辛いため
白菜のお漬け物
古いガス炊飯器の内釜で煮込んだとろとろのシチュー
それに、ワインと持ち寄ったくだものをいただきながらの映画会。
あまり、団らんしながら観るような映画ではなかったけれど、そこは3世代、やっぱり楽しめました。
映画を見終えて、大家さんを送った後、Oさんに「どんな人でもいいのよ、旦那はいた方がいいわよ〜」としみじみとした言葉をいただき、この話の展開、よくある感じだなぁと、さりげなくOさんの旦那さまについて話題を振ってみました。(ここらへんが、自分の母親ではない距離感のよさ)

旦那さまは、朝、昼、夕食があれば間食をしない人で「なんせ、口のきれいな人よ」とOさん。
そんな言い回しも初めて聞いた私たちは、なんとなくその言葉を反芻してしまいました。「口のきれいな人」そんな風な食生活がしたいものだと思いつつ。
自分が先立った時のことを考えて、料理は簡単なものが作れれば買ってでも食べて行けるから、掃除と洗濯は一通りできるようにしなさいね、とOさんは旦那さまに言うのだそう。身ぎれいにしてないと、息子夫婦だって来たがらなくなっちゃうでしょ、と。
今も、土日に帰る以外は離れて暮らす2人。私たちの住むアパートに住んで東京で働いていたOさんは、定年退職し、母の介護も終え、帰ろうと思えばいつでもアパートを引き払って帰ることができるのだけれど、帰ろうか?というOさんに旦那さまは「僕は大丈夫だから、大家さんの面倒をみてあげなさい」と言ってくれているのだそう。

「上に人がいるだけで安心」「みなさんが仲良くしてくれててうれしいわ」と言っていた大家さんの上品な笑顔を思い出して、なんだか心あたたまる夜でした。

(くみ)

2008年10月1日水曜日

蔵稽古


何度目かの蔵での稽古。朝から夜まで一日蔵を借りて過ごします。
油断するとついのんびりしてしまう反省を生かして、スケジュールを黒板に書き写す人と、横でお絵描きをする人。


やなか珈琲でカフェオレを買い、お昼ごはん。今日のお弁当は、お芋ごはんのおにぎりとかぼちゃの土佐煮とオクラとインスタントみそ汁。まるで山小屋のよう。。。

2008年9月23日火曜日

協和会の蔵

「踊り日和・寝ざめ月」の会場となっている協和会の蔵
ゆったり落ち着く場所でもあり、なんだかワクワクする場所でもあり。
そして関わる人たちがとても素敵です。


詳細はこちらから。