大寝坊してお昼ごはんから参加したので、腹ごしらえも万端に作業に入ります。
端材や木切れから、自分のつくりたいものに合わせて木片を選ぶところから。木を削って何かをつくるのは、ほとんど初めてなので、安芸さんがすすめてくれたサクラでスプーンをつくることに。ほんのり赤みのあるサクラ、花の色を思い浮かべて、どんなスプーンにしようかな、とえんぴつで線を引きます。
まずは、木片を固定して、糸のこで大まかに切り落とします。
結構な重労働。腕がいたい・・・。それでも、コツがわかってきて無心になってのこを動かしているうちに、糸のこの線と線がつながって、パカッと木片が落ちました。
今度は、彫刻刀でお皿部分を彫ったり、小刀で削ってスプーンを形づくっていきます。
スプーンてどんな形だっけ?どんな形が使いやすいかな?と自問自答しながら、時には黙々と、時にはおしゃべりしながら削って削って削って・・・
あまりに面白くて、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
そして、お茶の時間。
カガ家の自家焙煎挽きたてコーヒーと、コーヒーゼリーのコーヒーづくし。
ほっと一息ついて、思い出したように写真を撮ってみました。

和みついでに、安芸さん作の先割れスプーン。ニコニコ笑顔の小さな王女様のようです。
おやつを食べたら、即、作業にもどります。
そんな不器用な方ではないと自負しているものの、使いなれない彫刻刀とナイフ、どんどん持つ場所が難しくなっていく手の中のスプーン・・・。
切り傷2ヵ所と豆3ヶ所をこしらえて、なんとかスプーンらしくなってきました。
つづきは、第2回カガモク教室で!
手を動かしながら話題に出た、沖縄でのハーリーの話や、築120年の家の廃材から安芸さんがつくったお箸、それから、今回のもう一つの目的でもあった安芸さん作の知恵の輪スツールなどなどは、カガモクのブログでご覧くださいね。