2011年9月30日金曜日

手しごと推進PV撮影&メリーの飾り作り

あっという間に4回目となった赤ちゃんを迎える支度プロジェクト。

まずは、みんなが持ち寄った一品料理でランチ。
キッシュ、マルベリーミルクパン、サルナシのジャム、庭で採れたゴーヤとミョウガの梅酢和え、
塩麹ディップ、、、いちいち作り手の話を聞きながら食べていると、あっという間に三時になっていました。

今回は、手しごと推進PV作りとメリーの飾り作りが目的の集いです。
くみちゃんが作詞作曲した「手しごとのうた」に手振りもつけて、みんなで踊っているところを撮影しました。
踊っているうちに、振りではないのに、自然とみんなが大きなお腹をなでながら踊っていたのが印象的でした。
どんなPVができるのか、お楽しみに!

さて、ようやくメリーの飾り作りです。
それぞれ持ち寄った布を切ったり、ちくちくしたり、ほどいたり。
中に鈴を入れ忘れ、またほどいて。
もっとおしゃべりが弾むのかと思いきや、みんな手を動かすことにすっかり夢中になりました。

そしてできたのがこれ!
個性的な作品たちに、歓声が沸きます。
メリーから流れるオルゴールの曲が「手しごとのうた」だったら面白いなー、なんて言いながら、
この作品たちがメリーにぶら下がってくるくる回るのを想像しました。

本日のお試しスイーツは、サツマイモのケーキ。
お店で売るならこうしたほうがいい、値段はいくら、とあれこれコメントしながらおいしくいただきました。


赤ちゃんがやってくるまであと3ヶ月あまり。
あと何回こんな幸せな時間をすごせるのでしょうか。
次回は、編み物に挑戦する予定です。

2011年8月31日水曜日

赤ちゃんをむかえるしたく

コウノトリならぬミソヒドリが赤ちゃんをはこんできました。

今はまだおなかの中にいる赤ちゃんを、わくわくと待つ時間。
赤ちゃんをむかえるしたくをみんなでしようと集まって、手をうごかしたり、おしゃべりしたり。

3回目のきょうは、みんなの母みつこさんがお赤飯を持ってきてくれました。
めでたい時にたべるお赤飯は格別です。

さらに、いろいろ持ち寄り具材のサンドイッチを食べ、食べすぎて眠くなりつつも、型紙づくり。


あーだこーだと、口を動かし、手を動かし、短い肌着と長い肌着に両方使える型紙をつくり、ガーゼの反物を1セットごとに切っていきます。

みつこさんのアドバイスにより、二重ガーゼの肌着。
まずは、短いのをつくってみることにしました。

型紙どおりに切り取った生地を縫い合わせるのは、どうやるの?
こちらは、みんな好き好きに、やりたいようにやってみました。

縫い目をすべて中に入れるというのが、なかなかむずかしく、どこで、折り合いをつけるかにも性格がでます。

いつもなら、ちくちくぺちゃぺちゃと手も口も動かすのに、そのパズルのようなややこしさに、ちくちくもくもくと手を動かすことに。

2〜3時間もすると集中力も切れてきて、コーヒーが飲みたくなってきました。
と思うと、コーヒーのいい香り。
そして、ミルで挽くゴリゴリという癒しの音。

当日のみオープンしていた「こけしカフェ」にて、おいしい自家焙煎コーヒーとこけしクッキー、フルーツたっぷりのお試しスイーツをいただきました。

また、眠くなりつつ、手しごと再開。
なんとか3着の短肌着ができました。

あまりにも小さくて、かわいい肌着。
この布につつまれる赤ちゃんを想像すると、しあわせすぎてとろけそうです。


手しごと、赤ちゃんをむかえるしたく

まだまだ、つづきます。



2011年8月6日土曜日

国立あるき

ずっと気になっていた国立をあるいてきました。

矢川駅から徒歩で10分。
まずは、くにたち郷土文化館へ。

企画展「どっこい 用水は生きている〜都市農業と生き物たち〜」をみてから、実際の用水路をあるいてみました。

古民家の軒先からみえる田んぼのそばには、護岸のない水路。

生きものもよろこんでいそうですが、こんな水路が東京に残っていることがうれしく、驚きでもあります。

地元の子がケースを持って、水の中に入っていきました。
何かつかまえたかな?

水路は細くなったり、太くなったり、池になったり。
田んぼや畑を眺めながら、流れを遡っていくと、湧水地にたどりつきました。

崖線のことをこのあたりでは、ママと呼ぶそうで、その名も「ママ下湧水地」。
はだしになって水に入ると、すぐに足がきんきんに冷えていたいくらいです。


水路沿いの行き止まりの道では、こんなかわいいトラックと数匹のハグロトンボが出迎えてくれました。

ひとしきり田園風景と涼やかな水音を楽しんでから、バスで、国立駅へ。

今日の目的、カガモクの商品が並んでいるというギャラリーへ到着。

小さなスペースですが、ところせましとこけしたちが並んでいます。
みんな、こっちをみてるかな?

こけしの顔をさんざん眺めつつも、小さなメジャースプーン型アクセサリーを購入しました。

そういえば、くちたち郷土文化館で、昔の人は一升分の米粒を数えて、64827(虫や鮒)と覚えたという展示をみて驚きましたが、ミニメジャースプーンには、何粒のお米が入るかな。。。(これくらいなら数えられそう)

そして、ギャラリーのそばでは、祭りのお囃子が、にぎやかになり、気になってちょっとのぞいてみると・・・

なんと、愛らしい!

ひょっとこ、おかめのお面をつけた子どもたちが、輪踊りをしていました。
盆踊りも祭りも多いと聞いてはいましたが、国立の奥深さに、一日いい時間を過ごさせてもらいました。

(93)

2011年7月22日金曜日

供養は人のためならず

3日ほど仕事を休んで、宮城県の端っこ気仙沼の太平洋側の唐桑半島に行ってきました。

被災地支援ということで行ったのだけれど、唐桑の風景はあまりにも風光明媚で、地元の漁師さんたちは男気があって朗らかで、しっかり身体を動かしたり、手を動かしながらおしゃべりしたりする時間は、ただただこちらが癒されるばかり。

そして、東京に帰ったその足で、佃島の盆踊りに行ってきました。大きな荷物は、近くの銭湯に置かせてもらい、ほとんど手ぶらで踊り会場へ。
佃島の盆踊りは、隅田川沿いのビルの谷間で、無縁仏を祭った祭壇にお参りをしてから踊りはじめます。
全国、色々な盆踊りがありますが、こんなに静かに、仏様を思う盆踊りはないんじゃないかな。
動きの一つ一つが、先に逝く人を見送る気持ちにつながっている気がします。無縁仏を祭っていることも、心を合わせやすくて、
やっとこせー よーいやなー こらしょい
と静かなかけ声をかけながら、シンプルな踊りをひたすら踊り続けます。

今年は、3.11の震災で亡くなった方の新盆で、新しい祭壇がたてられていました。

きれいな風景や人の心に癒されながらも、時折感じる胸の痛みを上手く消化することができないまま、被災地から帰ってきたけれど、佃島の盆踊りが、少し心を落ち着かせてくれました。

お盆の供養は、供養される人のためならず。
自分の気持ちをなだらかにするものなんだなぁと思います。
(くみ)

2011年6月21日火曜日

藤野のみやげ手しごと

昨日は藤野の農作業。
トマトの植え替え用の土を分けていただいたので、早速植え替えを。

植え替える前に、すっかり大きく赤くなったトマト。
ミニトマトと思って頂いてきましたが、どちらかと言えば、生食用のイタリアントマト風。

もいで、塩をつけていただきます。
食べ慣れたトマトとちがって果肉がつまっているというのか、新鮮な食感です。甘くておいしい。

土が余ったので、ついでにバジルも植え替えました。どれが何の種類だったか、ほとんどわかりません。
紫色のと、株状に生えるタイプが新たに仲間入りです。

庭がないので、部屋の中で土いじり。
古くなった土はどこに返そう・・・。

だんだんと、庭のある家に引っ越したいな〜という願望がむくむく。

それでも、この部屋の陽当たりのよさがありがたく、トマトとバジルもきっと喜んでいることでしょう。

お土産にいただいたキャベツから、はらぺこあおむしがでてきたので、外側のキャベツを何枚かと一緒に保存ビンの家へ。
藤野の畑で、全部落としてきたと思っていたのに、つれてきてしまったようなので、責任持ってチョウにしたいと思います。

そして、一番の大仕事はジャムづくり。
「や〜ま〜の畑の桑の実を小かごに摘んだはまぼろしか」
ってこういうこと?と摘んだ桑の実は、持ち帰りやすいように煮てくれたものに同量の砂糖を入れてジャムにしました。
大仕事と、思ったけど、先に一度、煮てくれていたので、たいした手間もなくできあがりました。
ちょっと甘くしすぎたかな?と思いますが、保存するにはこのくらいでちょうどいいのかな。

農作業、当日も楽しいけれど、帰ってからの手しごともいろいろ。土産話ならぬ土産手しごとで、いい休日になりました。

2011年6月14日火曜日

自家焙煎コーヒーとカガモク製品

おいしい水をいただいたので、非電化工房で、ゆうが購入した焙煎器でコーヒーを飲んでみようと、もともと自家焙煎をしている加賀家にお水や焙煎器、手づくり料理を持ち寄りました。

途中、国立駅近くのコーヒー豆やさん「国立コーヒーロースター」に、カガモクの製品が置いてあるというので、ちょっとのぞいてみました。

コーヒー豆の計量スプーンやコーヒーフィルター入れが小さなカガモク製の棚に収まっていました。

コーヒーフィルターの「安定型」と「ゆらゆら型」。マグネットが付いていたらうれしいという声に応えて作ったというマグネット付きもありました。ゆらゆら型が気になります。

加賀家ではうれしいサプライズもあり、楽しく飲んだり食べたりした後、いよいよ焙煎器の出番です。

まずは、非電化工房の焙煎器。

横に強く振ると、中の皮が舞い上がって、火花が散ります。

こうちゃんから、一はぜ、二はぜの音の聞き分けレクチャーを受けて、だいたい12、3分で、深煎り豆のできあがり。
かごに開けて冷ましながら、すばやくこげ過ぎた豆はないか、中身のない豆はないかチェックします。

今度は、同じ豆をこうちゃん自作の焙煎器で。
身近にあるものを組み合わせて作ったという焙煎器。
カバー付きなので、火力は弱めでも熱が逃げません。
手前には、中の温度を計れるように温度計入れがあり、その奥には、高温になった時に空気を逃がす煙突が・・・

その仕組みにも、それを自分で作ったということにもただただ感心するばかりでした。
最後は蓋を開けて、一煎り。

中は筒状になっていて、くるくると周しながら煎る仕組みです。

こちらも、ざるにあけて冷まします。







冷ました豆はミルで挽きます。

こちらはカガモク製のミル。粉を受けるマスが引き出しではなくマグネット、四角ではなく三角です。





煎りたて挽きたて入れたてのコーヒーを飲み比べ。
ほんとは、煎りたてよりも2、3日置いた豆の方がおいしくなるんだそうですが、そんなには待てないので、すぐに入れてみました。
マイ焙煎器があれば、そのタイミングも好きにできますね。

どちらもおいしくて、ゆうが作ってきてくれたマーマレードのパウンドケーキともぴったり!
かなり深煎りになった方は、牛乳をいれてカフェオレにしていただきました。

コーヒーを煎って、挽いて・・・
いろいろ話をしながら、ゆっくりと味わえる時間が何よりもうれしいな。

2011年5月1日日曜日

非電化工房

ゆう夫妻と地元に住む友人を誘って、栃木県・那須町にある非電化工房へ行ってきました。
池を囲んで、小さな建物が点在する‘素敵すぎる’場所。

発明家の藤村さんのお話も、心に染みて、言葉にならない程の元気をもらって帰ってきました。

写真中央の母屋を出て、まずは工房見学。
母屋の前には、非電化の冷蔵庫がありました。電気を使わない冷蔵庫って?昔の氷を入れるようなのかな?と思っていたら、放射冷却を利用し、断熱をしっかりしたというもので、その仕組みを副代表の息子さんが丁寧に説明してくれました。
しくみさえわかれば、ホームセンターで手に入る材料で、半日もあれば、似た構造のものができるそうで、やれそうだと思った方はぜひやってみて下さいと、発明品の常識をくつがえす寛大さです。
フィンランド製のムーミンハウス(これだけは、購入したもの)、眺めが抜群のテラスのような温室、非電化の小さな建物を見ながら工房内をあるきます。
そして、籾殻(もみがら)ハウス!
そのあまりの可愛らしさに愛しさまで込み上げてきます。
那須町は311の震災で、半壊や全壊のお宅も少なくなく、このもみがらハウスも支えていた鉄の杭が曲がってしまったそうですが、建物自体は全く壊れずに無事でした。
木の棒は、建物を支えているわけではなく、ここが入り口。三角の扉がUFOのように開くのです。
中は、小さな天窓の明かりで予想以上に明るく、横窓から見える風景はのどかで、その風景にかかる藁のシェードがなんとも言えず、気持ちをほぐしてくれます。
壁には、もみがらが入っていて、冬はあたたかく夏は涼しい断熱材になります。今、断熱材として使われているグラスウールと同じくらいの断熱効果があるのだとか。
お米を守って保存するもみがらの力は偉大です。
そしてなんと言ってももみがらは無料!
こんなすごいものをただ捨てるのでは、もったいない〜と、しみじみ思いました。

他にも、空気の自然対流を利用した換気システムに、屋根の上の風車が回って換気をするしくみ。屋根には小さな太陽光パネルをとりつけて夜間の室内の明かりに。冬の寒さに小さなだるまストーブが一つ。
適材適所だけでなく、必要最小限のものを、最大の効果で使っている無駄のなさに脱帽です。

そしてこちらは、非電化風呂。
斜めの屋根には、耐熱ホースで水が循環し、晴れた日には太陽がお湯をわかしてくれます。
曇りや雨の日には、右下のかまどで、薪やゴミを燃やしてお風呂をわかします。
薪をくべて沸かすのは、毎日続けば大変でも、何日かに一度なら楽しい仕事。
太陽が出ていれば太陽にまかせ、出ていなかったら、自分で沸かすというスタンスが末っ子気質の私には、ぴったりで、うれしくなります。

もみがらハウスも非電化風呂も1年間の約束で住み込んでいる弟子たちが建てたもの。
材料費は10〜15万というから驚きです。

そしてアトリエでは、さらなる発明品がつくられていたり、
‘前電化製品’と称して、コーヒーミル黒電話も集められていました。

アトリエの前に干されているのは、非電化除湿器に使われている除湿剤。乾いていると青く、湿気を吸い取るとピンクになります。

一通りの見学を終えて母屋へ戻り、藤村さんのお話の時間。
「まずは注文を取ります。コーヒーとはと麦茶のどちらかを・・・」と始まった、コーヒー焙煎器と有機コーヒーの話。
「ぼくは、発明家だから。いい人が困っているのを助けるのが発明家の仕事だから」と穏やかに始まったその話は、ゆっくりと、豆を煎り、ミルで挽き、お湯を注いでコーヒーを入れる、そんなゆったりととした時間そのもののような、あたたかくて、心の霧が晴れて行くようなお話でした。

非電化ナビで(つまりは地図から行き順を拾って)現地まで連れて行ってくれたゆう夫妻にも感謝。
今度は、みんなで何かを作りに行けるといいな。