2011年8月31日水曜日

赤ちゃんをむかえるしたく

コウノトリならぬミソヒドリが赤ちゃんをはこんできました。

今はまだおなかの中にいる赤ちゃんを、わくわくと待つ時間。
赤ちゃんをむかえるしたくをみんなでしようと集まって、手をうごかしたり、おしゃべりしたり。

3回目のきょうは、みんなの母みつこさんがお赤飯を持ってきてくれました。
めでたい時にたべるお赤飯は格別です。

さらに、いろいろ持ち寄り具材のサンドイッチを食べ、食べすぎて眠くなりつつも、型紙づくり。


あーだこーだと、口を動かし、手を動かし、短い肌着と長い肌着に両方使える型紙をつくり、ガーゼの反物を1セットごとに切っていきます。

みつこさんのアドバイスにより、二重ガーゼの肌着。
まずは、短いのをつくってみることにしました。

型紙どおりに切り取った生地を縫い合わせるのは、どうやるの?
こちらは、みんな好き好きに、やりたいようにやってみました。

縫い目をすべて中に入れるというのが、なかなかむずかしく、どこで、折り合いをつけるかにも性格がでます。

いつもなら、ちくちくぺちゃぺちゃと手も口も動かすのに、そのパズルのようなややこしさに、ちくちくもくもくと手を動かすことに。

2〜3時間もすると集中力も切れてきて、コーヒーが飲みたくなってきました。
と思うと、コーヒーのいい香り。
そして、ミルで挽くゴリゴリという癒しの音。

当日のみオープンしていた「こけしカフェ」にて、おいしい自家焙煎コーヒーとこけしクッキー、フルーツたっぷりのお試しスイーツをいただきました。

また、眠くなりつつ、手しごと再開。
なんとか3着の短肌着ができました。

あまりにも小さくて、かわいい肌着。
この布につつまれる赤ちゃんを想像すると、しあわせすぎてとろけそうです。


手しごと、赤ちゃんをむかえるしたく

まだまだ、つづきます。



2011年8月6日土曜日

国立あるき

ずっと気になっていた国立をあるいてきました。

矢川駅から徒歩で10分。
まずは、くにたち郷土文化館へ。

企画展「どっこい 用水は生きている〜都市農業と生き物たち〜」をみてから、実際の用水路をあるいてみました。

古民家の軒先からみえる田んぼのそばには、護岸のない水路。

生きものもよろこんでいそうですが、こんな水路が東京に残っていることがうれしく、驚きでもあります。

地元の子がケースを持って、水の中に入っていきました。
何かつかまえたかな?

水路は細くなったり、太くなったり、池になったり。
田んぼや畑を眺めながら、流れを遡っていくと、湧水地にたどりつきました。

崖線のことをこのあたりでは、ママと呼ぶそうで、その名も「ママ下湧水地」。
はだしになって水に入ると、すぐに足がきんきんに冷えていたいくらいです。


水路沿いの行き止まりの道では、こんなかわいいトラックと数匹のハグロトンボが出迎えてくれました。

ひとしきり田園風景と涼やかな水音を楽しんでから、バスで、国立駅へ。

今日の目的、カガモクの商品が並んでいるというギャラリーへ到着。

小さなスペースですが、ところせましとこけしたちが並んでいます。
みんな、こっちをみてるかな?

こけしの顔をさんざん眺めつつも、小さなメジャースプーン型アクセサリーを購入しました。

そういえば、くちたち郷土文化館で、昔の人は一升分の米粒を数えて、64827(虫や鮒)と覚えたという展示をみて驚きましたが、ミニメジャースプーンには、何粒のお米が入るかな。。。(これくらいなら数えられそう)

そして、ギャラリーのそばでは、祭りのお囃子が、にぎやかになり、気になってちょっとのぞいてみると・・・

なんと、愛らしい!

ひょっとこ、おかめのお面をつけた子どもたちが、輪踊りをしていました。
盆踊りも祭りも多いと聞いてはいましたが、国立の奥深さに、一日いい時間を過ごさせてもらいました。

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