2010年12月22日水曜日

冬至の過ごし方

一年で一番好きな年中行事は?
と聞かれたら、冬至と答えてしまいそうなのは、やっぱり、ゆず湯があるからでしょうか。


今年は、以前住んでいた場所の近くにある清水湯に行ってきました。

脱衣所には、古着や‘まよけ’と書かれた郷土人形などが、「ご自由にお持ちください」と並べられていて、しっかりとコミュニティスペースです。

一年で一番夜の長い冬至の今夜、銭湯であったまりついでに、今年を振り返ったり、来年の抱負を考えたり。
少々のお湯の熱さには負けません。

先日、知人にいただいたゆずでつくった砂糖づけを、お湯にといたゆず茶でさらにあったまって、ぬくぬくと布団に入るのはなんとしあわせな時間。

年賀状を書いたり、「よいお年を」とあいさつしたり。
師走はあわただしいながらも、ゆったりと立ち止まる時間が多くてほっとします。

(くみ)

2010年11月16日火曜日

めでたいことが続きます

みち宅での結婚式の打ち上げにミソヒドリもお呼ばれしてきました。
3時間にも及ぶ、結婚式(前日の宴会からツアーまで)の映像をみつつ、持ち寄りやみちの用意してくれた品々をつまみながらの宴会。

みていたようで、みていなかった名場面の数々にわきあいあいとなりました。

そして、もうひとつ。
おめでたいことが続きます。
翌日はゆうの、名字が変わってはじめての誕生日。

新しい歳の数だけの年輪を重ねたバームクーヘンを、のんびりと庭の炭火で焼くこと3~4時間。
お祝いだとは知らずに、「何歳までいけるかなぁ」とどんどん大きくなるバームクーヘンを無邪気に楽しむゆう。
そして何も知らずに、結婚式の真似事でケーキ入刀。

これからは二人で、年輪を重ねて行くんだねぇ。


そして引き続き、結婚式の映像をみながら、両親へのあいさつに再び号泣するゆう母子。
そっくりだなぁと笑いながらも、こんないい子を育てた母上に、なんだか感謝してしまうのでした。

楽しかった結婚式の余韻に浸りつつ、もうひとつの結婚式の予行演習のような夜。

それにしても、集まった顔ぶれに、人の縁の不思議を感じずにはいられません。
ありがたいと思ったら「縁」、しょうがないと思ったら「運命」(だっけ?)
これも名言だな〜。

2010年10月14日木曜日

二たび 三たび 川渡温泉

新婦の生まれ育った町を知ってもらいたいと企画されたジモ婚に甘え、みちの故郷、川渡温泉(かわたびおんせん)や鳴子温泉郷を堪能しました。

山の道と案内地図に描かれた山道(距離は短いながら、やぶこぎのような散歩になりました)を歩いた後、新婦が子どもの頃、毎晩通ったという、川渡温泉共同浴場へ。私たちがおじゃました昼下がりには、地元のおば(あ)ちゃんたちがわんさか来ておりました。
50年間、塩で身体を洗っているというおばあちゃん。身体を真っ赤にしながら熱いお湯からあがっていきました。帰る後ろ姿がなんとも言えず、愛らしい。。。
ここの温泉は寄付金と地元の方はチケット制、入浴料金200円は箱に入れる方式です。
夜11時〜朝4時までは、消灯のため(お湯は24時間、熱い!)入浴禁止となっています。

山田青果でみかんを買って(一個40円!)、軒先で一息ついていると、地元の中学生が自転車で通りがかり、「こんにちはー」とさわやかにあいさつをして行きました。

すっかり眠くなりつつ、風の道を通って、「山のふところの宿みやま」へ。

道中の田園風景。
東北独特の稲の干し方で杭にかけた稲藁がなんだか大きな人のようです。

雨の中をあるいて、少し身体が冷えたので、宿の温泉へ。
みやまのお湯は、ぬるめで長湯をするのにちょうどよく、やわらかい肌あたりです。

このみやまを拠点に、結婚式の後は、バスで鳴子観光ツアー。
バスガイドに扮した新婦と車掌に扮した新郎が、案内してくれました。

二たび 三たび 川渡(かわたび)温泉(これが町のキャッチフレーズ)を出て、まずは鬼首温泉地獄谷へ。
*鳴子温泉郷はいくつかの温泉地からなっていて、川渡(かわたび)も鬼首(おにこうべ)もその中の一つです。

渓谷の川沿いの道には、あちこちから温泉(源泉)が流れ出したり、時には吹き出したりしています。
卵を持参すれば、温泉卵もつくれてしまう、お湯の力!
みんなの卵をお湯の中へ。

温泉卵ができあがるまでの時間、ちょっと先まであるいて、温泉力を堪能しました。今にも噴射しそうな熱湯にどきどきわくわく。

川に流れ出た源泉は、川の水と混ざり合って、上手く行けば適温になるそうで、近くには川の中の露天風呂もあるのだとか。


適温を探して川に降りてみましたが、これがなかなかむずかしく、熱かったり、冷たかったりで安定しません。
ですが、やけどをしない程度の場所であれば、足元の温度の変化が楽しく、すっかりくつろいでしまいました。
この体験は、なかなか他ではできません。




温泉卵を食べてから(足湯に浸りすぎて、食べ損ねてしまいましたが)、次の目的地こけし館へ。

これまた、足湯ですっかりくつろぎモードになり、これ以降の写真がしばらくないのですが、こけし館ではこけしの絵付け体験をしました。
これも、楽しくてすっかり熱中。
無心で描くと、描いた本人に似るのだとか。確かに。。。
思ったように線が引けなくて困ったせいか、できあがったこけしも困り顔です。

とにかく、楽しいツアーも終わり、すっかり家に帰るような気分で宿みやまへ。

まだまだ、鳴子温泉郷や川渡温泉の魅力は語りつくせませんが、いい場所があって、いい地域があって、いい家族がいて、いい子が育つのだなぁと、しみじみ思った3日間でした。

みやまのご主人には、連日、遅くまで飲んだり食べたりにつきあっていただいたり、とにかく、居心地のいいもてなしで、くつろがせていただきました。
結婚式の前日にも関わらず、お茶やお昼ご飯に招いてくれたご家族のみなさん、さらに翌日に車であちこち連れていってくれたお父さん。
何よりも、その全部を企画して、もてなし続けてくれた、みちとこうちゃんに感謝します。

二たび、三たび・・・川渡温泉へ行くのが楽しみ。

2010年10月13日水曜日

鳴子で結婚式!

みちのふるさと鳴子温泉郷での結婚式に行ってきました。
ジミ婚(地味な結婚式)ではなく、ジモ婚(地元での結婚式)。
みちを育てたご両親、親族、地元の方々、子どもの頃からの友人に加え、東京や京都であった友人一同が参列しての人前式です。
由緒正しき玉造荘の庭にて、誓約書に捺印。花嫁が手にしているのは、こけしの判子です。花嫁衣裳を着ています。

捺印の前には指輪の交換ではなく、こけしの交換がありました。
さすが、鳴子!
町中だけでなく、結婚式にもこけしがあふれています。

とは言え、こけしの交換や捺印は、伝統的なものではなく、親族の方々からも笑いが起り、和やかな雰囲気の中、人前式を終えました。


そして、披露宴。
鯛の姿焼き、酒巻き昆布、御都久利(お造り)・・・とおめでたい料理が並んでいます。
その豪華な品数に、結婚式で食べ残したことがない私も限界を感じましたが、ありがたいことに奥には持ち帰り用のパックと風呂敷まで用意されています。
いたれりつくせりです。

手渡された川渡おもひでMAP、お祝いの高砂、ダンディなおじさまの乾杯の音頭、手づくりケーキの入刀、ビデオレターや二人の生い立ちスライド。
どれもこれも、心がこもっていて、泣いたり笑ったり、あっと言う間に時間が過ぎて行きました。

そして、花嫁のお色直しには、前日お泊まりのゲスト組から東京音頭のサプライズ。
花嫁行列のように、ぞろぞろと東京音頭を踊りながらの再入場となりました。
新郎新婦も踊っています。新婦のお母上も、見よう見まねで踊ってくれています。
前日の夜に練習した通りには行かなかったけれど、地元の方のあたたかさとノリのよさに支えれ、いい光景がみられました。
今度はぜひ、地元の夏祭りで川渡音頭を!

引き出物は、五反舎長野さんのデザインしたこけし手ぬぐい。(頭にかぶるとこけしになれるという代物です!)

新郎新婦、ご家族はじめ、参列の方々からの一言一言に心がこもった、ほんとにあたたかい結婚式でした。
盛りだくさんの式から披露宴を進行した司会のサイトウさん、おつかれさまでした。

たくさんの人に愛されて、支えられて、二人がいつまでもしあわせでありますように!

2010年9月13日月曜日

まるで舞台をつくるような


週末、静岡の焼津にいってきました。
公演「お引っ越し」で衣裳をつくってくれたみうらきゅんご夫妻のおそば屋さん『案山棒(あんさんぼう)』の開店準備のお手伝い。みうらきゅんと会うのは本当に久しぶりだったけれど、いつ会ってもなごむなあ。わたしは会うのがはじめて、ご主人の星野さん。私たちに「着替えのTシャツならたくさんあるから!」と笑顔で言ってくれたとき、いっきにこころがひらいた気がしました。
二人の会話はしぜんとみんなの笑いをさそいます。1122〜。
まるでこれから舞台をつくるような、忙しい毎日。体に気をつけて。
10月19日。本番が、開店が、たのしみ。最寄りは、西焼津駅。

(写真は、小さく切った木のタイルを床に敷き詰めているところ)

ゆう


2010年8月14日土曜日

夏の暑気にしそジュース

畑仕事を手伝いに行った先で、夏野菜をいただいてきました。
2、3時間しか働いてないのに、身に余るおみやげ・・・

なすは3種。よく見るなす色のと、白と緑。小さなきゅうり。
大好物トマト。ゴーヤ2本と、大量のしその葉!
緑のと、赤しそと、葉裏が緑の赤しそ。

ひと休みのときに出してくれるしそジュースが美味しくて、つくり方を聞いて、たくさん摘ませてもらいました。

帰って早速、大量のしそを洗って煮て、しぼって煮汁を砂糖と煮て・・・

きれいな赤い色が写真に上手く写らなくて残念。
クエン酸を入れた時の色が変わる瞬間は、理科の実験みたいで、瞳孔が1、5倍くらい開きました。

牛乳を入れると、とろーりヨーグルトドリンクみたいになるのも、楽しいしおいしい!

300gくらい(目分量)のしその葉で、一升ビン1本くらいのしそジュースができました。
誰におすそ分けしようかな。

2010年8月5日木曜日

海キャンプ

徳島の離島、伊島・前島にキャンプに行ってきました。

防波堤から飛び込みをしたり、夜光虫と泳いだり、磯場でスノーケリングをしながら、貝とりしたり・・・とにかくはじめてのことだらけの、楽しい3日間。

島の小中学校にシャワーを借りに行く道のりは、ゆるやかな斜面に細い路地が続いていて、のどか。車が通る道のない島では、リヤカーや一輪車が健在で、家の脇にはお手製の小さなリアカーや、屋号(?)や名前が堂々と書かれた一輪車が停まっているのも、またのどか。
小学校の先をのぼっていくと、カベヘリと呼ばれる絶壁から海が見渡せる場所があり、ぼんやり座っていると、海から吹き上げる風と、風に混じって跳んでくる波しぶきが涼しい。

磯は、貝とりも楽しいし、ただのんびり水の中をみてゆらゆらするのも、お湯のようになった水につかって、水平線をながめるのもしあわせで、一日中いても飽きません。
集めた貝、磯もん、嫁の皿、亀の手はどれも、とまらなくなるおいしさ。
地元の漁師さんが届けてくれたウニも絶品でした。



連絡船で島を後に。
港で漁師さんに、「おじゃましました」とあいさつすると、ニコニコ顔で「また来ぃよー」と答えてくれました。
徳島にいる時は、存在さえ知らなかった離島。いつか、みんなを連れていけるといいな。

(くみ)

2010年8月1日日曜日

2年目の高円寺音頭

去年、三十日鳥’(と勝手に名付けたメンバー)でつくった高円寺音頭を、今年も高円寺老舗盆踊りで踊ってきました。


地元のお母さんたちが、熱心に練習したり、教えたりした成果か、やぐらとそのまわりで三重の輪ができる程のにぎやかな盆踊りとなりました。

今年は、なんやかんやで練習会にもあまり参加できなかったけれど、いつのまにかこんなにたくさんの人が覚えて踊ってくれていることが、なんだか感慨深くてじんとします。


夜空を飛ぶコウモリ・・・と似たような動きの子どもたちが、踊る大人の間をぱたぱたとかけまわったり、中学校の校庭での盆踊りは広々としています。
去年より低くなったやぐらは、子どもたちにも大人気で、踊りたい(?)子どもたちがどんどんあがってきて、小さなやぐらの上でも二重円になるほど。

みんな踊りが好きなんだなぁ、としみじみ。
それにしても、ノンアルコールでの三時間半!(中学校での盆踊りは、禁酒禁煙なのだそう)おつかれさまでした〜。

2010年7月19日月曜日

カガモク教室

今日は、カガ家で安芸さんの木工教室に行ってきました。

大寝坊してお昼ごはんから参加したので、腹ごしらえも万端に作業に入ります。

端材や木切れから、自分のつくりたいものに合わせて木片を選ぶところから。木を削って何かをつくるのは、ほとんど初めてなので、安芸さんがすすめてくれたサクラでスプーンをつくることに。ほんのり赤みのあるサクラ、花の色を思い浮かべて、どんなスプーンにしようかな、とえんぴつで線を引きます。

まずは、木片を固定して、糸のこで大まかに切り落とします。
結構な重労働。腕がいたい・・・。それでも、コツがわかってきて無心になってのこを動かしているうちに、糸のこの線と線がつながって、パカッと木片が落ちました。

今度は、彫刻刀でお皿部分を彫ったり、小刀で削ってスプーンを形づくっていきます。
スプーンてどんな形だっけ?どんな形が使いやすいかな?と自問自答しながら、時には黙々と、時にはおしゃべりしながら削って削って削って・・・

あまりに面白くて、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。


そして、お茶の時間。
カガ家の自家焙煎挽きたてコーヒーと、コーヒーゼリーのコーヒーづくし。

ほっと一息ついて、思い出したように写真を撮ってみました。


和みついでに、安芸さん作の先割れスプーン。ニコニコ笑顔の小さな王女様のようです。

おやつを食べたら、即、作業にもどります。

そんな不器用な方ではないと自負しているものの、使いなれない彫刻刀とナイフ、どんどん持つ場所が難しくなっていく手の中のスプーン・・・。
切り傷2ヵ所と豆3ヶ所をこしらえて、なんとかスプーンらしくなってきました。


つづきは、第2回カガモク教室で!

手を動かしながら話題に出た、沖縄でのハーリーの話や、築120年の家の廃材から安芸さんがつくったお箸、それから、今回のもう一つの目的でもあった安芸さん作の知恵の輪スツールなどなどは、カガモクのブログでご覧くださいね。

2010年7月1日木曜日

モンゴルからの葉書

モンゴルに滞在中のゆうから葉書が届きました。

おみやげはいらないから、絵はがきを送ってね、としつこくお願いして、楽しみに待っていた遠くからの便り。
一通目は、だいぶ前に送ってくれたのに届かなかったみたいで、モンゴル滞在1ヶ月目の便りです。



ゆうの写真や、映画「プージェー」でみた、モンゴルの空や草原や人々の姿や暮らしぶりを思い浮かべながら、葉書の写真を眺めます。

上映会で集まったお金が、羊、山羊、馬、牛、ゲル・・・と形を変えて、モンゴルのスレンさんの元に届いたことの詳細とか、そこへ辿り着くまでのプロセスとか、映画の中ではまだ小さかったバーサが馬に乗る姿をみたこととか、そんな報告が、映画「プージェー」のサイトで見ることができるそうです。

残り1ヶ月ちょっと。身体に気をつけて、いつものようにいろんなことをたくさん見聞きしてほしいなぁと思います。

2010年6月22日火曜日

6月のごちそう

6月のはじめに、田植えをお手伝いさせてもらった農家の方に、教えていただいた空豆の食べ方。

さやごと蒸して、中のふわふわの部分をスプーンですくって食べる!

空豆を食べるのはこの時期の楽しみだけれど、さやから豆を取り出す時に、ふわふわの部分をさわっては、しあわせな気分になっていたけれど・・・

あたりはずれはあるものの、白いふわふわをスプーンですくうのが楽しい。まるで雪が溶けるようです。
はずれの時はちょっと苦く、あたりの時は甘くてかなり贅沢な舌ざわり。

空豆が楽しめる時期も、そろそろ終わりかな?

2010年5月30日日曜日

無事にお呼ばれ公演終了しました!

本日、本当に素敵な空間で踊ってきました。

お家の持ち主である家具職人一家にも特別出演していただき、お家と家族が共に育っていく姿を想像して踊りました。



賑やかな場所に丸一日いたのになぜか心地よかったのは、次から次へとお祝いに駆けつけるお客様が、みんなこのお家のオープンを祝福し、見守り、支えているのだということが無言のうちに伝わってくるからでしょうか。
恋人や家族でいらっしゃるお客様が多かったのもまた、みんなが心から祝福していることの表れのようでした。

サンドウィッチをつまみながらサングリアを飲んで、その合間に踊って。


二階で踊っている最中にも、庭では焚き火を囲む人や、その周りを駆け回っている子どもたちの声が聞こえ、 思わず笑顔がこみ上げてくるのでした。

今日というこの日が、このお家の始まり一日として刻まれたことを嬉しく思います。

み 

2010年5月25日火曜日

ミカジマでミソ稽古

30日のミカジマミソヒドリに向けて家具作家さんの自宅で稽古してきました。
改めて素敵なお家と、家から見える風景にうっとり。
雨にそぼぬれるブドウ畑の新緑がとてもやさしく見えました。

会場となるお家の中はふんだんに木が使われ、私たちの気持ちを更に盛り上げてくれました。
作品の方は…本番をお楽しみに!

練習後に、みんなで夕飯をいただくことに。
作家さん手作りの一枚板の机の上で、みんなで水餃子を伸ばしたり包んだり。
これが、驚くほどの美味しさ。本当に絶品。
次から次へと衝撃的においしい料理がおなかに収まり、帰るころにはここに来た目的を半分忘れかけてしまったほど。

いやいやしかし、素敵な作品になりました。
すっかりなじんだ会場で踊るのが楽しみです。

2010年5月19日水曜日

ミカジマミソヒドリ

ミソヒドリ、いよいよお呼ばれ公演ができるまでになりました!
今回は、新築のお祝いということで、真新しい素敵なおうちが舞台となります。
ゆうとみちが参加している山仕事仲間で、家具作家さんのお宅兼アトリエです。

完成するまでに、壁塗りワークショップや棟上式などたくさんの人の手を経て、いろんな夢が詰め込まれた家。
これから家族と共に成長していく家で踊れることはミソヒドリにとっても喜ばし
いことです。

これまでも、建物や周りの風景と共に踊ってきたミソヒドリですが、今回の舞台もまたブドウ畑と梅園に挟まれた素敵な環境の中、太い柱に大きな窓、バルコニーのあるおうちで踊ります。

お祝いに集った方々と共に、慶びの空間を楽しんできたいと思います。
共にこの祝福したい方は覗きに来てみてください。

ちなみにタイトルの「ミカジマミソヒドリ」は、会場が所沢市三ヶ島だから。
そして三十日鳥がそうさせたのか、踊る日も三十日なのです。
踊り日和、到来です!

●日時 5月29日(土)、30日(日)
※ミソヒドリは30日のみ、12:30~13:00と15:45~16:15の2回踊ります。


●オープンパーティーの時間 11:00~18:00 両日とも
●場所 laboratory新アトリエ 埼玉県所沢市三ケ島1-257-1

詳しくはこちらをごらんください
http://blog.labo-style.shop-pro.jp/?day=20100516

2010年5月14日金曜日

エイシャキ

1月におじゃました、日大芸術学部江古田キャンパスでの「SAYONARA!中講堂」でのえち振付作品「エイシャキ」の映像が届きました。

sunsugersonのサイトからご覧いただけます。

最初で最後かもしれない劇場での三十日鳥。
場違いだったかもしれないし、意外と似合っていたかもしれないけど、楽しかったことだけは間違いないなと思います。

ヤギと味噌と野良仕事

藤野で有機農業をしているKさん宅へ、味噌づくりと田んぼづくりのお手伝いに行ってきました。
ハーブや果樹や花がにぎやかな庭では、ヤギのゆきちゃんがお出迎え。まだ生後3ヶ月の赤ちゃんヤギだそう。


味噌づくりは大豆をゆでるところから。
Kさん宅で収穫し一晩つけておいてくれた大豆を即席かまどに薪をくべて、大きな釜で煮ます。
ぐつぐつと煮る間、火の番をおまかせして、これから田んぼになる予定の菜の花畑へ。

山から水路を流れてくる水は勢いよくて冷たい。


畑のまわりの草を刈り、土を少しずつ鍬でけずります。

田んぼに水が入って、泥をかき混ぜた後、この上に泥を塗って水がこぼれないようにするのだとか。
鎌や鍬で畦をつくる作業、肥料となるワラを裁断する作業、裁断したワラや落ち葉の堆肥を撒く作業・・・

どれ一つ楽な作業はないけれど、どれも楽しくて懐かしい。

農作業を終えて、今度は味噌づくり。

ゆであがった大豆をつぶして、こうじを混ぜるのにちょうどよい温度になるまで、ひとやすみ。

ビールのつまみにとでてきた、菜の花のおひたし、ノビルみそ、大豆煮、黒豆、めざしなどなど、いろいろありすぎて思い出せない程の具材を、帰りに畑で採ってきたサニーレタスに包んでいただきます。 

お腹がいっぱいになり、ほどよく酔ったところで、大豆も適温になり、あとは塩きりしたこうじと混ぜ合わせるだけ。 直火でことこと煮た大豆は、どんな味噌になるかな。

草を刈って肥料を撒いた場所のこれから。翌日に畑を耕して植えたトマト。
いつからヤギ乳をしぼれるんだろう、ゆきちゃん。庭のジューンベリー。

楽しみはいろいろ。また行きたいな。

(くみ)

2010年4月17日土曜日

ハレの日には

お引っ越し」で衣裳をつくってくれた、みうらきゅんが、めでたく結婚しました。
数々の舞台に衣裳を提供してきたみうらきゅんのハレの衣裳を、勝手にですがお披露目したいと思います。

こちらが、焼津神社での式の二人。
このまま披露宴へ向かうバスに乗りました。







お色直しでは、町人姿の新郎にあんみつ姫のようなみうらきゅん。










そして2度目のお色直しの後は、みうらきゅん自作の衣裳でキャンドルサービス。
この‘マリーアントワネット’は、いつものことながら、前日ほぼ徹夜でつくったもの。

二人は、このままの衣裳で婚姻届を出しに行き、二次会に合流しました。





披露宴や二次会に東京から駆けつけた90人もの仲間。焼津の地元の方々。親族の方々。
お祝いの言葉や出し物に思いがあふれすぎたのか、大幅に時間をオーバーしての披露宴。
私はせいぜい前日からの準備だけど、何日も前から引き出物の準備、料理の仕込み、宿泊先の布団の準備まで。
長丁場の結婚式におつかれさまというべきか、楽しかったねというべきか。

ニワコヤウエキさんのスピーチの「二人はその気になれば、友だち100人で富士山の上でおにぎりを食べれる人」にうんうんとうなづき、これだけの人をつないできた二人にただただ愛しさが込みあげます。

みんながニコニコと笑って、飲んだり食べたりしゃべったり踊ったり歌ったり演奏したり。
とにかく、いい式、いい宴でした。
楽しかった時間が、二人のこれからの焼津での毎日につながって行きますように!



2010年4月16日金曜日

今年のお花見

桜も散りぬる頃ですが・・・

みちとゆうの山仕事仲間のサイトウさんから、素敵なお花見のお誘いを受けて、小金井の長野邸(洟垂れ亭?)におじゃましてきました。

エイプリルフールに、「太鼓持ち」と呼ばれる芸人さんをお呼びしての、お座敷あそび。
日本に5人しかいない太鼓持ち七好師匠の話芸もすばらしく、集まった方々の遊び心もすばらしく、とにかく楽しい夜でした。

すっかり楽しむことに没頭して、写真を撮ることすら忘れてしまいましたので、詳しくは番頭サイトウさんのブログでご覧いただければと思います。

桜の一枝が添えられた手作りの折詰も美味しく、それぞれに持ち寄ったお酒を注ぎつ注がれつ。
いい気分でほろ酔いが心地いい夜でした。

(くみ)

2010年4月14日水曜日

湧き上がる水


春は何かとめまぐるしく過ぎて、いつの間にか4月ですね。

先月、伊豆からの帰りにたまたま立ち寄った柿田川湧水群。

こんこんと湧き出る水はほんとに澄んでいて、あちこちから湧き出た水が川になっていく光景は、なんといったらいいのか…


こんこんと、静かに、だけど絶えることのないリズムが自分の中にもあるような。
ずっとみてたら、‘あるような’錯覚が、‘あるような’確信に変わっていく、そんな光景でした。


(くみ)

2010年3月22日月曜日

森のテラスで味噌づくり

森のテラスでの味噌づくりに、せんちゃんと参加してきました。

秋田の森のテラスでつくったという、青大豆。
朝、おじゃました時には、お鍋でことことゆでられて、あとちょっとでつぶせるやわらかさになるところ。
部屋の中には、大豆のいいにおいが充満していました。
まずは一息と、用意してくれたのは甘酒。
秋田のお米とこうじでつくったそうで、懐かしい甘さです。
そう思ったのは私だけではなかったみたいで、他の参加者の方からも、「懐かしい味がする」という声が聞こえてきました。



そして、いよいよ味噌づくり。
ゆでた大豆をつぶして、こうじを塩きりし、その両方を混ぜあわせます。
じっくりつぶす人、大まかにつぶす人。いろいろなのが楽しく、手を動かしながらのおしゃべりも楽しく。
白い割烹着姿が素敵な参加者の方。ひざで大豆をつぶす姿も素敵です。
ご夫婦で来られた方も多く、大きな手で、大豆とこうじを混ぜるご主人の姿もまた素敵でした。




ひとしきり、身体を動かした後はお昼ごはん。
番人の方が用意してくれた2種類のカレーとサラダやピクルス。
いつものことながら、どれも美味しくいただきました。




初めて会う方々とおしゃべりを楽しみながらの味噌づくり。
また、来年も行けるといいな。

大変なところを何から何までやってくれた番人の方々、秋田の大豆を育てたみなさん、一緒に和気あいあいと味噌づくりを楽しんだみなさん、ありがとうございました。

(くみ)


2010年3月20日土曜日

写真を展示します 『 モンゴル はじめましての旅 』


サクラのつぼみがほんのすこし色めいてきました
「遠くからの音」踊り日和vol.3 公演からも1ヶ月が経とうとしています
足をお運びくださった皆さま、どうもありがとうございました

そして、ご案内です
高円寺のカフェ「百音」で昨年訪れたモンゴルの旅の写真を展示することになりました
お近くの際はどうぞお立ち寄りください
どうぞよろしくおねがいします
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『モンゴル はじめましての旅』 写真・平田裕子
〜お店の一壁に写真を展示します〜
温まる飲みもの、甘いもの、滋味ごはん。どうぞ写真と一緒におくつろぎください。

期間*3/24(水)〜4/4(日) 4/5(月)は定休日
場所*高円寺「百音(もね)」03-3317-4645     
詳細は  http://www.cafemone.com
高円寺駅南口パル商店街を直進し、カメラ55を右折、西友の向いあまから亭を左折、小道にはいって左側にすぐみえます
お店の営業時間* 火・水・木は12〜20時  金・土・日は12〜23時 
ラストオーダーは閉店の30分前です
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たくさんある写真の中から選ぶ作業はとても迷いました
あれもこれも見て欲しいなあと・・・

選んだ写真を見たら、今の好きな色やあこがれが分かってしまうような気がします
撮る基準はあまり意識しませんが、選ぶ基準は今の気持ちが影響するのですね

でも、ほんとは全部で『はじめましての旅』なのです
帰って来てすぐに思った題名だから、間違いないはず?!

会場にはアルバムも置いておきます
どうぞゆっくりとご覧になってくださいね
(ゆう)


2010年3月8日月曜日

過ぎし日々…

『遠くからの音』のダイジェスト映像ができたそうです。
まぶしいくらいの日射しと木漏れ日。
中にいたら気付かないけど、いい光景の中にいたんだなと改めて思います。
全景が見えないことが残念。

『遠くからの音』ダイジェストはsun suger sonのサイトから。
You Tobeで三十日鳥で検索していだだいてもご覧になれます。

そして今回も、歌やギターにカメラまで、あらゆることで作品づくりに関わってくれたよっしーに感謝!

2010年3月6日土曜日

甘酒

たまに甘酒がムショーに飲みたくなり、一人で大量につくります。
あの、お米の粒々が浮いてるヤツ。
麹がお米のでんぷんを糖分に変えて、優しい甘さと独特の風味を作り出しているんです。
砂糖は一切使いません。

作り方は簡単。
1、炊飯器でお米一合を三合分の水加減でおかゆ状に炊く

2、少し冷まして麹を一袋(200g)ほぐし入れてかき混ぜる












3、保温の状態で一晩おくと出来上がり!


一見どろっとしたおかゆのような感じ。










4、お好みの濃さに水で薄め、沸騰させて熱々をいただきまーす。


待ちきれず、麹を投入した直後から味見を繰り返すと、
最初はただのお粥なのにどんどん甘くなっていくのがわかります。
自然の力ってほんとに不思議です。

欲求のままに作っただけなのに、気がついたらひな祭り。
季節を本能で感じ取るなんて、野生的です。

しかし大量。しばらくは朝ごはんが甘酒になりそうです。

み。

2010年2月24日水曜日

ありがとうございました

『遠くからの音』3日間、追加公演も含めて6回の公演が無事、終わりました。
観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
いただいたアンケートに、じんとしたり、ほっこりしたり。ゆったりとくつろいで自由に楽しんでもらえたことがうれしいです。

手元にはマグカップと手作りチョコ。

マグカップはみんなの持ち寄りです。森のテラスの番人のMさん、Sさんにもたくさんご協力いただきました。
大きめのマグでたっぷりの飲みものを。コーヒーやミルクにウイスキーを入れたり、ジンジャーシロップを入れたり。ゆうの手づくりジンジャーシロップも大好評でした。

チョコレートトリュフはせんちゃんが、やっちゃんと一緒につくってくれました。一つはアーモンド風味のアマレットリキュール入り。もう一つは、少し甘みを加えてヘーゼルナッツでコーティングしたもの。
やさしい甘みで、どちらもコーヒーやミルク(ウイスキーを入れても入れなくても)によく合います。

おもてなしの空間をつくりあげてくれたやっちゃん、忙しい中、チョコを手作りしてくれたせんちゃん、自家焙煎のコーヒーや木工作品をいろいろ用意してくれた安芸さんに感謝!
場所を貸すだけにとどまらず、いろんな協力で惜しみなく支えてくれた森のテラスのみなさんにも。そして、家族で、一人で、友達同士で、観に来てくれたお客さんに。

そんないろいろを含めての居心地のいい場所で、私たちもくつろがせてもらったなぁと思います。

今回もらったものをのんびりと、次につなげて行けるといいなと思います。



2010年2月21日日曜日

明日は休演日


森のテラスのお休みを挟んでの3日間の公演。
中日の今日は、番人さんにお招きいただいて、軽く打ち上げを決行。

えいちゃんからの差し入れ“おがさわらのさわら”と恵比寿ビール。刺身があるから手巻き寿司をと番人さんが用意してくれた酢飯やマグロやアボガド。やっちゃんの梅干しの和えたのいろいろ。ゆう母からの差し入れ、お赤飯やキムチ。番人Mさんの鯛のお吸い物にふろふき大根。

掘りごたつであったまりながら、大晦日から年明けを迎えるかのように、ぬくぬくと美味しいひとときを過ごしました。


時には安芸さんの作った知恵の輪に夢中になり、昔の遊びの話に盛り上がり、うれしい話、楽しい話に花が咲きます。

食べきれないと思っていたごはんも、サワラと一緒に雑炊にしてきれいに片付き、食後には差し入れにいただいたシュークリームを山分けしていただきました。

片付けの合間に、部屋の中のお楽しみグッズを吟味。
今回、持ち寄ったお気に入りの本やおもちゃやパズルなどをペラペラめくったり、いじってみたり。

ふと気がつくと、朝から2回の公演を終え片付けをするまでの時間よりも長く、飲んだり食べたりしゃべったりしていました。。。

番人のMさん、Sさん、長居してしまってごめんなさい。
楽しいひとときをありがとうございました。


明日は、森のテラスもお休み。『遠くからの音』も休演日となります。
明後日23日は、楽日。
初日と中日と楽日しかありませんが、悔いのないよう、楽しみたいと思います。


2010年2月20日土曜日

『遠くからの音』初日!

あたたかい日射しと、ひんやりとした空気の中、おかげさまで無事初日を迎えることができました。

あたたかく過ごしていただけるよう、底冷えしないよう、やっちゃんがしてくれた模様替え。

布や手作りのクッションで色味も質感もあたたかく、一度座りこむと、ついついぼんやりしてしまいます。



ピアノの上や下、客席のそこかしこには、安芸さんのつくってくれた木工作品や、みんなで持ち寄ったお楽しみグッズがところ狭しと並んでいます。

鳥の声、庭を通る猫、窓からの日射し。
明日はこの部屋から、どんな風景がみえるかな。

2010年2月16日火曜日

予約状況(2月16日現在)

2月に入って寒い日が続きますね。
週末からお天気は回復しそうで、予報の晴れマークにほっとします。

2月16日現在の予約状況をお知らせします。定員は20名様ですが、何人かでご予約の場合は多少増やすことも可能ですので、ご相談ください。
2月20日(土)11:30→満席です
14:00→1席キャンセルがでました ※おかげさまで満席です
2月21日(日)11:30→残りわずか ※おかげさまで満席です
14:00→満席です
2月23日(火)11:30→残り1席   ※おかげさまで満席です
14:00→残りわずか

今日は、雪になるのかな。
みなさん、風邪に気をつけて。

2010年2月13日土曜日

安芸さんの木工細工

寒い日が続きますね。
気がつけば、あと一週間で公演本番です。

いつもミソヒドリグッズを作ってくれている安芸さんが、今回も素敵な作品を持って公演に駆けつけてくれます。
その作品の一部を一足お先にご紹介しますね。


ホカホカトレイ:飲み物をつつみこむやさしいぬくもり


灯りの鳥かご:火を消したとたんに羽ばたいていくかごの中のとり









お箸:2種類の木を繋ぎ合わせました。










一輪挿し:お気に入りの緑をお部屋に