2012年2月6日月曜日

寺田本家におじゃましました


千葉県下総神崎(しもうさこうざき、と読みます)から徒歩15分くらいのところにある酒蔵、寺田本家に見学に行ってきました。

日本酒つながり、踊りつながり、仕事つながりとなんだかよくわからない私たちのグループと、もう一組のグループと、二組一緒にお酒づくりのいろいろを案内してもらいました。

お酒に必要なお米と水。
この辺りは昔からのコメドコロで、おいしいお米がとれて、水は今も井戸水を使っているんだとか。
裏の鎮守の森のおかげで、井戸水もおいしいそうで、お酒づくりは、いい土地があって初めて成り立つんだなぁとしみじみ。


蔵に入ると、もうもうと湯気があがって、蒸されるお米の甘いにおいが樽からあがっていました。
五人娘(寺田本家のお酒の銘柄の一つ)と書かれた樽では、玄米を蒸しているところ。
湯気と甘いにおいにすっかりしあわせな気分になりながら、話を聞いていると、「蒸す」ということは、お米をお餅やお酒にしてくれて命をつないで行く行為で、「むすめ」や「むすこ」という言葉はそこから来ているんだとか。
食べものと人の命がダイレクトに関わっていることを改めて実感。

その後、酒蔵の肝となるこうじ室へ。
温度と湿度が一定に保たれた部屋は、ほんわりと温かく、やはりここにも甘いにおいがたちこめてしあわせな空間になっていました。
室内は杉材で覆われ、その周りには、炭が埋め込まれているんだとか。炭のおかげで、室内は腐敗菌が繁殖しにくくなっていて、見学に人が訪れても、こうじ菌が負けることはないそう。


こうじ菌のもと(種こうじ)は、稲についた黄麹菌を培養してつくるそうで、自然からそのままとってきた菌だから、雑菌にも強いのかな。


次に案内してもらったのは酒母室。
ここで、こうじのついたお米と水をなじませて仕込み、発酵させます。
スイッチ一つで仕込みをやってしまう酒蔵が多い中、寺田本家では、昔ながらの仕込み唄を復活させて手作業で仕込んでいきます。
めでためでた〜のわか〜ま〜つ〜さ〜ま〜
と、いい声で唄ってくれた作業唄は、のんびりと力強くて、さぞかし酵母たちも喜んでいるだろうと出来上がったお酒を飲むのがますます楽しみになりました。


唄を聴きながらぶくぶくと発酵中のお酒のもとは、りんごのような甘い香りでした。

最後は試飲で、「五人娘」他、にごり酒や、玄米でつくったお酒などを一通り飲み干して、おいとま。
試飲の枠を超えて、宴会のように飲み続けた私たちを寛大にもてなしてくれた、寺田本家のみなさんに感謝!
寺田本家の酒づくりが、当たり前になる日が、一日も早く来ますように!

2012年2月4日土曜日

沐浴体験

ぬっくん!誕生おめでとうの集まり。


ベッドには、みんなが好き勝手に作ったり、プレゼントしたりした、重さがバラバラのおもちゃが、洗濯ハンガーに吊るされています。
羊は、耳やしっぽをつままれて、ちょっと痛そう。。。
まぁいつかは、ぬっくんにかまれたりかじられたりもするのでしょうが。


生後1ヶ月。そろそろベビーバスでの沐浴も限界に近づいたころですが、今日はそれをやらせてもらいました。
こけし水温計でお湯の温度を計り、手頃な温度にしてから始めます。
沐浴布の代わりに、着ていた肌着をおなかにかけてお湯の中に入れます。
(肌着はみんなでつくった5着で着回せているそう。今日は、みち作のからちえ作のに着替えます)


お湯であったまるとほへーっと気持ちよさそうな顔になるのがなんとも言えません。
ガーゼで、顔を洗い、それから髪の毛、その後は首まわりや、手首、手のひらなどなど、汗をかきやすい場所を重点的に洗って行きます。
よいしょと裏返して、背中も。
最後は手桶で上がり湯をして終了〜。

初沐浴体験のえち、おつかれさまでした。