2008年11月13日木曜日

虹ヨガ ミソヒドリクラス

千駄ヶ谷あたりで、虹ヨガを主催するさとみちゃんをお招きして、虹ヨガミソヒドリ出張クラスを開いていただきました。
さとみちゃんは、10年以上前からのお知り合いですが、初めてお会いした当初から変わらずの安心感のある雰囲気。

場所は、杉並区の某地域センター。
公演前から頻繁に利用させていただいているので、旅館のような佇まいの和室もすっかり自分の部屋のような居心地のよさ。

12月上旬並みの寒さだったこの日、センター内には11月1日〜20日は外気(!)の貼り紙が…。
夏場も一度も冷房を使ったことのない私たちですが、これにはちょっと驚きました。


ひんやりとした空気の中、ぼちぼちと身体をあたためるところから、ゆ〜くりとヨガクラスは始まりました。
少し、身体もあったまって落ち着いたところで、ヨガの意味や、今回のつながりの話。
そして、じっくりゆっくりと丁寧に身体を動かすこと1時間半。
丁寧に、自分の呼吸や身体のこわばりと向き合うことができました。

最後に寝っころがって死体のポーズ。
すっかりリラックスしたところに、「ゆっくりと起き上がってください」というさとみちゃんの声。
その声に導かれるように(?)起き上がると、あたりはすっかり暗くなり、真ん中にろうそくの火だけが揺れていました。


みんなでしばしろうそくの火に見入り、電気もつけずにしばしぼ〜っとした後、
そろそろでなきゃと、暗がりの中帰り支度。
写真は、それでも火に群がる人たち…

そして終わった後は、いつもの好吃(はぉちぃ)へ。
ヨガ後だというのに、ヨガ後だからか、美味しい料理とビールをいただきました。

2008年11月12日水曜日

映画「ウォー・ダンス 響け僕らの鼓動」



題名に、まず惹かれた。戦争、踊り。どういう繋がりでこのタイトルになったんだろう?

アフリカ、ウガンダ北部パトンゴ。難民キャンプ内の学校の子どもたちが首都カンパラで開かれる「音楽大会」に出場するまでを描いているドキュメンタリー。
子どもの誘拐や子ども兵士、ニュースなどで耳にすることはあるけれど…。
でも、その子たちの声をきくことはありませんでした。
だから民族舞踊や民族楽器、歌を子どもたちがあんなに熱心に楽しそうにやっていることはもっと知らないことでした。

「歌っていると、家族みんなでいた時のような気持ちになるの」と親を殺された女の子は言う。
小さくても(大きい小さいは逆に関係ない、どんな立派な大人になっても)悲しい経験を持って生きている。
歌い、踊り、演奏することは、私なんかには想像できない喜びとか集中力があるのだろうと思う。
すべての演目を終えて「今までで一番良くできた」と言って、緊張を乗り越え見せてくれた大きな笑顔、まぶしい!
結果はどんなだっていい、でも評価されることが純粋に自信になっていく。
そしたらもっともっと未来は幸せなものになるのだと思う。

ぜひたくさんの人に見てほしい映画です。
恵比寿の都写真美術館(詳細は→→http://syabi.com)で上映されています!

(ゆう)

2008年11月4日火曜日

葉山でシーカヤック

空の旅に続いて、海の旅。
3日はえち、くみで葉山のシーカヤック試乗会に参加してきました。
えちは小笠原と海士町に続いて3回目、くみは初のシーカヤック。
以前、カヤックを3台(4台?)持っていて、葉山によく行っていたえちのお父さんに葉山まで送ってもらいました。
渋滞をさけて朝6時すぎに出発。7時頃には葉山公園の駐車場着。
もあなくらぶ主催の試乗会は9時半からなので、海岸でテーブルといすを出して朝ごはん。
これまた、えちのお父さんが持って来てくれた双眼鏡3台で鳥をみたり、海へとでるシーカヤックやヨットをみたりして過ごしている内、何しに来たのかわからない程のんびりしてきて、9時半近くに準備を始めたらやはり、最初のあいさつと点呼(?)には遅刻してしまいました。
いつから参加しても、いつ帰ってもいいイベントでよかった。

すぐに乗りたいと思いつつ、有機栽培のコーヒーを200円で飲めるというので、まずはコーヒーを。
これがものすごく美味しくて、そのままでも美味しいけどカフェオレにぴったり。
ファイブビーンズという葉山のお店だそう。近くに行く方はぜひ。
おいしいコーヒーを飲んだら頭もシャキッとして、早く乗りたいと気もそぞろ。

シーカヤックは3社からいろいろなタイプが来ていて、まずは、一番安定するというシットンタイプ(だったかな?)の2人乗りに。
パドルの使い方はもあなくらぶの関山さんに個人講習していただき、いざ海へ〜。
風も弱く波も凪いでいて、船も安定しているので快適。岩の近くでトビをみたり、半島の方まで行ってみたり。
好き勝手に動き回る私たちを、あたたかく見守りつつついてきてくれるスタッフの方…ありがとう。
そしてまた上陸して、次は一人乗りに挑戦。
これも、安定するタイプだったからか、波がないからか、やはり快適。そして楽しい〜。

「お昼なのであがってくださ〜い」と声がかかったので上陸。
お昼ごはんは、なんと!ダッチオーブンで作ったポトフと豚汁。どちらも300円パン付き。
あったかいし、野菜も甘くて美味しい。
海の水はびっくりするほどあたたかいけれど、海からあがるとやはり11月。風は冷たいのであたたかい食べ物、特に汁物はほんとにありがたい。
食後にカフェオレもいただき、それを海の上で飲みたいね、とタンブラーに入れ、再度海へ。



今度は、さっきとまたちがうタイプの2人乗りで、雲の間から差し込む光に向かってこぎ始めました。
というのも、半島へ行くのはやはり目が届かず困っていたようで、セーフティ(安全管理のためにカヤックで海にでている)のお兄さんに、堤防までにしてくださいね〜と言われてしまったので、じゃあと今度は大海原をめざします(もちろん気分だけ。沖にでるとあぶない)。
セーフティのお兄さんのちょっと先で、雲から差し込む光をみながら、コーヒーを飲んだり、ぼんやりしたり、あげくの果てに昼寝したり(えち)、お兄さんが時々「流されてるので気をつけてくださいね」と声をかけてくれ、ふとまわりをみると確かに沖にながされてる!
光をみながらバックして、まただだよっては幸せな時間をすごしました。

さらに、今度は安定のあまりよくないタイプの1人乗りにも交代で挑戦。よくないといっても変なことしなければ大丈夫ですよと送り出されて試乗。
確かに揺れるけれど進むのはその分早く、それもまた楽しめました。

朝の9時半から午後3時まで、5種類のシーカヤックに乗り、海を満喫しました。
ウミネコやカワウが水面を飛ぶのを同じ目線でみれたり、自分の力で進むけど、漕ぐのをやめてただよってもいいし、海の自転車のような(自転車より歩きに近いかも)乗り物で、一日海の散歩を楽しませていただきました。
カヤックで島に行ってみたいな〜。

最後にサービスで出してもらったコーヒーを飲み、近くの民宿でもらい湯。
何から何まで、いたれりつくせりでした。(もあなくらぶさん、ありがとうございました)

そして、夜は、なぜか夕べ思い立って、一日遅れで富士山に星を見に行って、そのままあちこち寄り道ドライブをしていたまり夫婦と逗子で合流。帰り道に、江の電腰越駅近くの海岸沿いで、しらす料理を食べて満足〜。
そして家まで送ってくれてありがとう。
1日の夜、新松田でえちのご両親に拾ってもらってから、のべ5台の車に乗せていただいて、空と海の旅は無事終了〜。

星見とパラグライダー(後半)

建物の裏にいたのに遅刻して受付。
あまりの重装備に、富士登山帰りだと勘違いされている様子でいろいろ聞かれましたが、裏でキャンプしていたとはとても言えず、適当にお茶をにごしました。
スカイ朝霧は、えちが富士山に登った時にご一緒した人のおくさんが、、パラグライダー体験ならここがいいとすすめてくれた場所らしく、どんなことをするのかよくわからないのに期待は高まります。
(よくわからないのは遅刻したせいです。ちゃんと説明があったみたい)

午前中は体験コースで、すぐそばの小高い丘から自分で飛ぶ体験ができるらしい。「寒いですか?」と防寒着には余裕があるので聞いてみると、「体も動かすので熱くなりますよ」とのこと。空を飛ぶのに体を動かすの?と不思議に思いつつ、近くの丘へ移動。


パラグライダーの袋とそれを背負うためのリュックと2つを配られ2人ペアになってと、言われるがままに動いていると、その謎も解けてきました。
2人で丘までパラグライダーを持ってあがり、1人が飛び、またパラグライダーを持ってあがり、もう1人が飛び、また持ってあがり…を繰り返すので、飛んでる時間は長くて1、2分。約5kgのパラグライダーをその都度、丘にあげるのだから、かなりの運動量になりそうです。

というか、実際なりました。

私たちが飛ぶのを介助して一緒に走るインストラクターのみなさんは、最初の何回かでもう汗だく。
後ろ向きでよく駆け下りれるなぁと思っていたら、一度転んで、あやうくインストラクターの方を踏みそうになりました。
それでも、5kgを運んできたことを思うと、一回も無駄にできないと思ったら踏み越えてでも飛ばないとと自力で走り、なんとか成功。
後ろで「一人で飛べるじゃん!」と声が聞こえ華々しい気分になりましたが、実際には、一人で風を受けたパラグライダーをバランスをくずさないように引っ張って走るのはかなり難しそうでした。



大変なところはインストラクターの方が押さえてくれ、押してくれ、ふわっと浮いたら後は一人で空の旅。
1、2回でタイミングや身体の感覚がつかめてくると、何度もやりたくなり、丘を登る時間がまたその気分を盛り上げてくれます。
もっとやりたかったけど(7回くらいは飛べて大満足でしたが)、午前中の体験は終了。

午後のタンデムコースは、300mの高さからインストラクターの方と2人乗りで飛ぶというもの。
ちょうどパラグライダーの世界大会をやっている場所でやるので、飛んでいる様子をみながらお昼を食べるのも楽しいですよ、と言うのでお昼から移動することに。
みんな当たり前のように自家用車で移動する中、車のない私たちはスタッフの方に運んでもらい、会場に到着。
シートを広げ、おにぎりを広げ、ガスストーブでお湯を沸かしスープを飲んでいる姿は、まわりを相当楽しませているようで、いろんな人に声をかけられましたが、やはりここでもゆっくりしすぎて、バタバタと片付け。車に乗り込んで、みんなで300m上の崖まで移動。
標高1000mの崖から700mの平地まで、300mの高低差を10分くらいかけての空の旅。



目の前には富士山。晴れわたった空。
これ以上ないと思うくらいの好条件の中、ゆったりと空中散歩。ジェットコースターのような技を見せてくれたり、スピードを速めたり落としたり、ほんとに自由自在にパラグライダーを操るインストラクターの方に感心しつつ、夢見心地の時間を過ごしました。
晴れた日や、陽当たりのいい山の斜面は上昇気流が起きやすく、上昇気流に乗れば高くあがって貯金ができる分、遠くまで行けるのだとか。
ほんと、鳥みたい。
自分で風を読んで操れるようになったら、楽しいんだろうな。

そんなこんなで体験を終え、見ず知らずの親切な方にバス停まで送ってもらい(歩いてはいけないほど遠かった)、バス停近くの滝をみてからバスに乗り富士宮駅へ。
駅で富士宮やきそばとビールを買い込んで電車に乗りました。

小田原で明日仕事のゆうを見送って、えちとくみはえち実家にお泊まり。
美味しいものは決して見逃さないゆうがお土産にと買った生らっか生をゆでて、ご両親と晩酌。
「何もなくて」といいつつ用意してくれたつまみの数々とお酒についつい飲み過ぎてしまいましたが、楽しい夜でした。
そして、明日は海への旅。。。

2008年11月3日月曜日

星見とパラグライダー(前半)

1日の夜から2日にかけて、えち、ゆう、くみの3人で星見とパラグライダー体験に行ってきました。

1日夜、小田急線新宿駅のロマンスカーカフェで待ち合わせ。仕事帰りとは思えない大荷物を各自背負って旅立ち。
新松田でえちご両親の車に拾ってもらい、(えちの)お父さんの星仲間の待つ、富士山新五合目へ。大量の差し入れおにぎりやらサンドイッチやらを車の中でいただきつつ、だんだんと標高2000mの暗闇へと近づいていきます。
わいわいしているうちに、星見スポットの駐車場へ到着。車を降りると、星仲間が、「氷点下だからね〜。あったかくしてね〜」と迎えてくれました。確かに寒い。
防寒具を着込み、NASAシートまで巻き付けて、車を降りて空を見上げると、空にはうっすらともやがかかっていて星は見えず。
残念〜。晴れてくれないかな〜と、じーっと見ていると、もやが流れた隙間に星が浮かび上がるようにキラキラと光りだします。
お〜っと大喜びしながらみていると、またもやが覆い隠してフェードアウト。
と思ったら、別の場所でキラキラ。
そのじれったい感じもまた楽しく、そして、出て来た瞬間のうれしさもひとしお。
かなりの広範囲でもやが晴れると、立ったままでは視界に入りきらず、みんなで(私たち3人だけ)寝っころがって星見。
星待ちのみなさんにはあまりいい条件ではなかったようですが、私たちは星空とそれを隠すもやも満喫しました。

あったかいコーヒーをいただいて、きりがよいところでおいとまし、朝霧高原へ。(おじゃましました〜)
道中、タヌキ二匹連れとシカ数組に会いつつ、翌日のパラグライダー体験をするスカイ朝霧まで移動。
少し心配そうなえちのご両親をありがとうと見送って、3人で野宿準備に入ります。
ゆうの持ってきたテントを裏のきれいに刈られた草地にたて、NASAシートと寝袋を敷き就寝準備。
向かいのサークルKへ、トイレを借りに立ち寄るついでにビールを買い、星をみながら乾杯。
標高700mの朝霧高原は、思った程寒くもなく(富士山五合目にくらべれば…)、もやもないので、星がよく見えました。
そして、闇の中には、くっきりと大きな富士山!東はどっちだっけ?とご来光に期待が高まります。
夜中3時に就寝。朝焼けみたいね、と5時に目覚まし。


朝焼けは5時半頃から始まり、この後、たなびく雲から朝日が顔を出して光が差し込むと、その放射状にのびた光の筋に誘われるように、雲が富士山の後ろ側へと吸い込まれて行きました。
そして、テントの中でぬくぬくと二度寝。



7時半に起きて朝食。
粉末スープと、フルーツ入りホットケーキ。
野外でフルーツ缶の甘い汁が残るのを捨てられない(けどフルーツは食べたい)ゆうが、汁ごとホットケーキに入れたらおいしそうと、試作。



たっぷりのマーガリンとフルーツ缶(缶はかさばるから袋入りのパック)の甘さ…。風邪の日に食べる桃のような贅沢〜。
それにえちご両親の差し入れが加わって、最後は、余った卵とサラダで巣ごもり卵。

のんびりしてたら、パラグライダーの受付時間に間に合わなくなり、あわてて寝袋やテントを片付けて荷づくりをしたものの軽く遅刻。
大きな荷物でかけこんで、ちょっとひんしゅくでした。

そしていよいよのパラグライダー体験!