2008年10月28日火曜日

上映会とご縁玉


再び蔵をお借りして『踊り日和・寝ざめ月』の上映会をしました。
飲み物は、公演当日のおもてなしの残りと、頂いた差し入れ。
食べ物は、踊り手が分担して用意。
実家に帰っていたちえは、母上とおいなりさんを作り、庭でとれたプチトマトと共に旅をして蔵へ。
たまの休みをもらっていたみちは、肉ものやらおにぎりやら、漬け物やら、それをお皿ごと持って来たり。
仕事が早く終わるえちが緑っぽいものを担当。黄色が足りないね、とゆうがかぼちゃや人参を。
くみは、先日五日市で採集したむかごに千駄木散歩で買ったものを足して、むかごのピリ辛いためと、秩父で教えてもらった茄子の鉄火味噌を。
公演当日のおもてなしでも出した、らっきょうと味噌漬けたまごも分担。味噌漬けたまごは、3種類の手前味噌に漬けられたものが、勢揃いしました。食べ比べすればよかったな。
それに来てくれた方の差し入れが加わり(ほんとにたくさんありがとう)、何しにきたのかわからない程の大宴会となりました。

少し遅れて上映開始。
距離感の近い場所での撮影で、全体が映しにくかったことや、映像では伝わらない雰囲気があることを前置きしてから始めようね、と言っていたのに、すっかり忘れて、みんなで乾杯をしてからの上映となりました。
映像では映ってない部分など多々ある中、みなさん真剣にみていただいてありがとうございました。

それにしても、よっしーの映像、いいね。
ただの記録じゃないあたたかさがあり、みたいところに自然に目線が動くような素直な映像で、シーンによっては映画をみているようでした。

上映後には、さらに大宴会。
蔵にもお酒をと思っていたのに、注ぐのを忘れてしまい、勝手に自分たちで盛り上がってごめんなさい。
あたたかく、見守ってくれたかな。

来てくれた、蔵の再生に関わった方々、芸工展実行委員のみなさん、千駄木の古道具や不思議(はてな)さん。
本番を見逃した、友人知人。
映像も場所も宴会も、楽しんでくれてありがとうございました。
また、いろいろな縁がつながっていくといいな、と思います。



写真は、来てくれた人に渡した、公演の当日パンフとご縁玉。
こよりを作るのが楽しかった〜。


(くみ)

2008年10月21日火曜日

芸工展に行ってきました

ミソヒドリも参加していた芸工展2008に行ってきました。
谷中・根津・千駄木地域を中心にまちじゅうが展覧会になるこの企画。
この周辺にたくさんある、文化財クラスの建物も、展示会場として使われています。


まずは、念願の市田邸。

玄関の佇まいと、歩きたくなる庭。少しの時間なのに、ものすごく長いことそこにいるような気がしてしまいます。


せっかく紹介してもらった平櫛田中(「でんちゅう」と読むそうです。)邸には、どうしてもたどりつけず。
次回は行けるかな。。


そして、路地を迷いながら、池之端の無骨丸へ。
蔦に包まれた建物を背に、無骨丸の川村さん。
見せていただいた家具は、名前の通り、木の肌や形ががそのまま残る無骨な感じ。
木が好きなのだと話すと、数年前に作ったという谷根千地域の植物の地図を、一部分けていただきました。
みるだけで楽しい地図。またこれを片手にまちあるきができることが楽しみ〜。

あちこち寄り道して、不思議(はてな)さんに寄り、吉田稔美さんの『ルネサンス踊り絵本』を発見。
ちょうど吉田さんのピープ・ショー(しかけ絵本的のぞきカラクリ)をみて来たところだったのと、タイトルに惹かれてついつい購入。

そして、最後は安田邸の花嫁のれん。
能登の七尾から語り部たちが来てくれていて、のれんにまつわる話をきかせてくれました。
ただの綺麗な布がなんだか思い入れのあるものになってしまった。

花嫁のれんは金沢に古くからある風習で、嫁入り道具の一つとして、嫁ぎ先に持って行くそう。
のれんを仏間の入り口にかけ、花嫁はここをくぐってから嫁ぎ先の仏壇に手を合わせるのだとか。
こののれんの向こうにあるお仏壇と、ここを花嫁衣装でくぐる姿を思うと、なんだが背筋がのびます。

安田邸の西日の当たる縁側で抹茶とお菓子をいただきながら、庭先の日だまりをぼんやり眺めて一呼吸。
この昼下がりの時間帯のガラスに透ける光は、手づくりならではのゆらぎがあって、みているだけでもうろうとします。
一日、楽しかったなぁ。

2008年10月13日月曜日

ありがとうございました

『踊り日和・寝ざめ月』3日間6回の公演が無事終了しました。
場所からも、観に来てくれた方からも、手伝ってくれたスタッフからも、メンバーのそれぞれからも、いっぱい力をもらった3日間でした。本当に、ありがとうございました。


終演後にお酒やお茶を飲みながらご歓談。
中央では、蔵の床下に足を入れてくつろぐ人。
思い思いに楽しむ感じが蔵ならでは。




路地を入ってから、蔵までの道順にチョークで落書き。
ゲネ(最終舞台稽古)を観に来てくれたイラストレーターのコジマくんが手伝ってくれました。
3日間の内にだんだんと色も薄くなり、子どもの落書きみたいに。
今日の雨で、きれいに消えたかな。

2008年10月12日日曜日

公演初日!


びっくりするくらい、のんびりとした雰囲気の中、初日を迎えました。
おもてなし中も和やか〜。親戚の集まりみたいだね、と誰かがポツリ。



ミソヒドリグッズの売れ行きも上々〜

2008年10月9日木曜日

おかげさまで

いろんな人が、友人、知人を誘ってくれ、ほんとにたくさんの人が見に来てくれそうで、ありがたい限り。
来たいと行ってくれる人にはぜひ、と思うものの、席には限りがあるので心が痛みます。

今のところの予約状況は・・・
11日19時 完売(当日券なし)
12日14時 完売(当日券なし)
12日17時 まだ余裕があります
12日20時 完売(当日券なし)
13日13時 完売(当日券なし)
13日19時 完売(当日券なし)

明日からは蔵での作業と稽古です。

2008年10月8日水曜日

予約状況(10月8日)

『踊り日和・寝ざめ月』まで、あと3日。明日からは蔵入りです。
やはり、ここにきて一気に予約をいただいています。
月が満ちて来たから?ではなく、単に本番が近いからなんでしょう。
(1ヶ月前の満月付近にも一度ピークがありましたが)
10月8日現在の予約状況をお知らせします。
今回よくわかったのは、3回公演の真ん中は来づらいということ、かな。
それ以外の回は、ほぼ満席です。ありがたい。

11日19時 完売(当日券はなし)
12日14時 完売(当日券はなし)
12日17時 まだ余裕があります
12日20時 残りわずか
13日13時 残りわずか
13日16時 完売(当日券はなし)

クラッカー


稽古前に『踊り日和・寝ざめ月』のおもてなし用のクラッカーを焼きました。
当日受付のまりに手伝ってもらいました。
まりは、私(くみ)の分量のはかり方のいいかげんさに呆れつつも、テキパキと混ぜたり、こねたり。
こういう時に得意な(好きな)作業が人それぞれあるもので、生地をのばすのが好きな私と、きっちり分量をはかり生地をまとめるのが上手なまり。トレイに、四角く切った生地を並べるのも楽しい。(これは二人とも?)

2008年10月6日月曜日

あきさんの木工細工




京都に住むあきさんから、木工細工の作品(の写真)が届きました。
おもてなし用のトレイ。箸と箸置き。どちらも三十日鳥(ミソヒドリ)がついています。



あきさんの作ってくれたミソヒドリグッズは、当日、蔵にて販売します。
何がいくつできるのか、すべておまかせなので、私たちも楽しみ。
欲しいものがありそうな方は、包むものをご用意ください。

踊り日和・寝ざめ月 予約状況

踊りの公演をやろうと、えちがみんなに声をかけたのが5月の終わり。
場所さがしから始まって、協和会の蔵に出会い、
ものすごいスピードでいろんなことが進んできました。
気持ちの中心はゆるやかに回転しているのに、まわりの渦がすごい勢いで大きくなっていく感じ。

そして、いつのまにか暦の上でも旧暦の9月(寝ざめ月は古い呼び名)。
公演まで、1週間を切りました。

昨日までの予約状況をお知らせします。
11日19時 完売(当日券はなし)
12日14時 残りわずか
12日17時 余裕があります
12日20時 残りわずか
13日13時 残りわずか
13日13時 完売(当日券はなし)

もともと、ほんとにちいさな客席です。
全体的に残り席がわずかで、観に行くと行っていただいている方で、
まだ予約が入っていない方の人数が残り席数に足りない気がしてちょっと心配です。

たくさんの人にみてもらいたいと思いつつ、
窮屈にもしたくはなく。

完売の日も、見づらい席ならわずかにありますので、メールにてご相談ください。
miso-hi-dori@hotmail.co.jp

プロモーションビデオ!

ミソヒドリが始まる少し前に、えちが小笠原で出会ったよっしーが、プロモーションビデオ的なものを作ってくれました。
たった3日間の公演で、しかも初演で、PVは前代未聞な気がします。

通信でもお知らせしましたが、改めて。
sun sugar son のHPアドレスはこちら↓
http://sss.selfip.net/

2008年10月5日日曜日

踊り日和・寝ざめ月

『踊り日和・寝ざめ月』 ちいさな蔵で日々を踊る
毎日の暮らし、人との距離感。日々の生活に重なる記憶。
そして、長い夜の浅い眠りにみる夢。寝ても覚めても日々はつづく。
日時:2008年10月11日(土)~13日(月・祝)    
     11日(土)   19時    
     12日(日)   14時/17時/20時    
     13日(月・祝) 13時/16時    
※各回30分前から入れます。
場所:協和会の蔵 〒113−0022文京区千駄木5−17−3
行き方:東京メトロ千代田線千駄木駅、南北線本駒込駅から徒歩10分。
    団子坂上、三河屋小林酒店向かいの路地を入り、200m直進。
    協和会館となりの児童遊園を入った奥です。
    (地図はけんこうの蔵部のページでご確認ください)
料金:1000円(1ドリンク+α付き)
定員:各回25名程度
予約:メールにて受け付けます。
   タイトルに『ミソヒドリ予約』
   本文に「希望日時、お名前、人数」を記入し、
   miso-hi-dori@hotmail.co.jpまでお申し込みください。
   ちいさな場所ですので、お早めのご予約をお願いします。
   当日券の販売、及び予約の状況はこちらのブログでもご案内します。

*『踊り日和・寝ざめ月』は芸工展2008に参加しています。
 芸工展2008については、上の文字をクリックしてご覧ください。

2008年10月4日土曜日

マイ箸率100%



連日の稽古の後の打ち合わせ兼、飲み会。
この日は5人そろって、マイ箸でした。
記念すべきマイ箸率100%

2008年10月1日水曜日

木製トレイ(焼き印付き)


当日のおもてなし用のトレイにのせてみました。
やなか珈琲のカフェオレと、お土産のどぶろくケーキ。小皿は友人の母上が作ってくれました。

木製トレイは、最終日の最終回に販売するかもしれません。ミソヒドリの焼き印がすみっこに入っています。

蔵稽古


何度目かの蔵での稽古。朝から夜まで一日蔵を借りて過ごします。
油断するとついのんびりしてしまう反省を生かして、スケジュールを黒板に書き写す人と、横でお絵描きをする人。


やなか珈琲でカフェオレを買い、お昼ごはん。今日のお弁当は、お芋ごはんのおにぎりとかぼちゃの土佐煮とオクラとインスタントみそ汁。まるで山小屋のよう。。。