2009年5月27日水曜日

今年もらっきょう漬け

ある日の昼下がり。
えち、くみ、やっちゃんで、らっきょうを漬けました。
鳥取砂丘産のらっきょうを3キロ。ひとまず、コーヒーを飲んでから作業開始。
らっきょうをよく洗い、根っこと上の方も少し切り落とし、薄皮を剥きます。
手を動かしながら、あーだこーだと話す時間がしあわせ。
夏の郡上いつ行く?キャンプしたいね〜。燻製も作りたい。酵母も・・・とおしゃべりがはずみます。
一段落したところで、近所の酒屋へ。ビールを買いに、のつもりがいろいろ試飲させてもらう内に、美味しい日本酒も購入。
日本酒のつまみには、去年つけたらっきょうの甘酢漬け。一年よく持ってくれました。
らっきょうの流線型にうっとりしながらの皮むき。BGMはフィッシュマンズ。その上に美味しいお酒で昼下がりからほんのり酔っぱらっていい気分。


すっかり、メインの皮むきを写真に撮るのも忘れ、きれいに剥き上がったらっきょうと残った皮の山に満足〜。
今度は、粗塩とまぜて塩漬けに。このまま水を切りながら一晩置きます。


この後、盆おどり(の稽古)に行く準備をするやっちゃん。その浴衣姿を眺めるえちとくみ。それにしても着付けの手際がよくてさらにうっとり。

らっきょうの皮むき作業と浴衣の着付けでこんなに酔えるとは…。日本酒も美味しかったし、大満足のらっきょう漬けでした。

2009年5月25日月曜日

『お引っ越し』一部公開〜

19日に森のテラスにて、『お引っ越し』の撮影をしました。
カメラをギターに持ちかえたはずのよっしーは再びカメラを持ち、みたいところ、みせたいところを丁寧に撮ってくれました。
何も説明できることはありません。ぜひご覧下さい。

こちらSun Sugar Sonのサイトにて。

2009年5月24日日曜日

三十日鳥’ で高円寺音頭

くみがゆうに誘われて、盆おどりを始めたのが2年前の春。えちとみちの出会いも盆おどり。ふるまい担当やっちゃんとも出会い、郡上八幡へ徹夜踊りに行き始めたのも2年前の夏。
そんなこんなの縁で、生まれたのがミソヒドリ。

そして今回は、そんなこんなの縁で、高円寺音頭の振付をすることになりました。

えち、ゆう、みち、くみにやっちゃんという強い味方が入って三十日鳥’(ダッシュ)で集まって、あれしたい、これしたいと案を出し合います。
アイス付きカルルスせんべいで士気をあげた後、体を動かしながら練ること2時間。高円寺音頭が誕生しましたー。
いつものことながら、えちの構成力に感心しつつの楽しい作業。みんなで作るって楽しいな。

高円寺音頭は、8月1日の夏祭りに向けて、他のいくつかの代表的な盆おどりと共に地元の方に伝えられて行く予定です。
どんな人がどんな風に踊ってくれるのか、楽しみ!

2009年5月21日木曜日

長野亮之介さん展覧会「百顔繚乱展」



みちとゆうが参加している五反舎という山仕事仲間のあつまりがあるのですが、今回、その代表をつとめる長野亮之介さん(本業イラストレーター!)の、初めての個展が東中野にあるSpace & Cafe ポレポレ坐で開催されています(〜5/24 午後6時まで!!)。

「百顔繚乱展」のその名のとおり、長野さんの出会ったたくさんの人の顔、表情が描かれています。
私はたいてい山でしかお会いしたことがなくて(ミソヒドリの公演には前回も今回も来てくださったので、ほかでも会っていましたね)、山の斜面でも颯爽と駆け上り、真剣にいろいろなことを教えてくれる山仕事の長野さんの印象が強く(私は初めて行ったとき、ナタを置きっぱなしにし怒られました…)、絵を描いている方だということを、今回の展覧会を見るまで…頭でしか理解していませんでした。
だけど、本当に行って見て、もちろん理解しましたが、とてもとても素敵な絵なのです…!!初めての個展、ということが信じられない。そして、その絵をとおして長野さんのもついろいろな面を見せてもらったような感じがしました。ファイルされたイラストの数々。旅をしながらスケッチした風景や人や動物たち。描かれた線も、塗られた色も様々な筆づかい。「百顔…」。
長野さんはどう見ても一個の顔しかないし、輪郭のはっきりした、話していていつも楽しい気持ちになる人。でもこんなにいろいろな表現、こんなにいろいろな風景、たくさんの出会いをもっている。でも長野さんはぼやけたりしない。すごいな、ほんとうに百も千もある引き出しみたいな感じ。うまく表現できなくてもどかしいな。


(右が長野画伯)

以上、私の個人的な感想…、展覧会はほんとうに楽しい空間です。会場も五反舎の家具職人の田中さんが考えてみんなで一緒につくりました。タイミングがあえば会場に長野さんがいるかもしれません。たのしい説明をしてくださるので、気になる方はぜひ声を掛けてくださいね。それから、長野さんのイラストの手ぬぐいが今回特別に販売されています、素敵ですよ〜!



ゆう

2009年5月15日金曜日

三鷹の庭と桑の実

久々のいい天気。
ゆう、ちえ、くみで三鷹市の山本有三記念館へ行ってきました。
自転車で先に着いて、庭で待っていたゆうが「こっちだよー」とお出迎え。なんだか、家の人みたい。


各部屋をみて(寄せ木の床がいい!)、屋根裏部屋を探し(入口は突き止めたけど入れなかった!)、テラス側のサンルームでお茶を飲んでのんびり。
きっと、人が集うお家だったんだろうな。


えちから庭がいいときいていたので、建物の外観をみながら奥の庭へ。外からは、入れなかった屋根裏部屋の窓が見えました。


白い花が満開のエゴノキ。松ぼっくりをたわわにつけたままの松。日射しを和らげる竹林。こじんまりとして開けたあずまや。あずまやの小さな窓から見える洋館。奥の小さな池。風に揺れてなびくケヤキの大木。葉のこすれる音…。

のんびりうっとりもするよね、とちえに共感。

池のまわりをまわったり、笹笛を吹いてみたり、笹舟を浮かべてみたり、庭を満喫して記念館を後にしました。


駅に向かう途中、川沿いに赤っぽい実のなっている木を発見!
ちかづいてみると、まだ熟す前の桑の実でした。できるだけ赤いのを探して味見してみると、ほんのり甘酸っぱくて初夏の味。赤黒く熟すのはいつ頃かな?

2009年5月14日木曜日

雨の舞台となった「お引っ越し」公演二日目、足を運んでくださった伊奈さんが感想を俳句にして送ってくださいました。

「天使舞う滴るみどり肩に浸み」

俳句というのが粋ですね。
観客の視線が、短い言葉の中から伝わってきて面白いです。
私が想像していた以上に、踊っている空間は広かったようです。

ありがとうございました。

みち

2009年5月12日火曜日

ふるまい覚え書き

大好評だった『お引っ越し』のふるまいメニュー。
たくさんの人に「おいしい」との声をいただいたので、改めてご紹介します。今回は、私たちの手を少し離れて、やっちゃん・せんちゃんにお願いした分、かなり豪華になりました。

新しい場所でのお引っ越し公演。これからへの期待と不安を分かち合う、素敵なふるまいとなりました。
愛情込めて作ってくれたやっちゃん・せんちゃん、差し入れで支えてくれた方々、一緒に味わってくださったみなさま…ありがとうございました。

当日、写真を撮れなかったのが残念。記憶と想像力で味わってくださいね。

ウェルカム!
◎黒糖味噌蒸しパン
秩父の地粉と黒糖、手作り味噌でゆうがつくりました。
子どもの頃(結婚式が新郎の家で挙げられていた頃)、近所の花嫁行列に付いて行き、白無垢の花嫁さんから白とピンクの麩菓子をもらったことを思い出しつつ、ピンクのお花紙に包んで手渡し。お子さま用のおまけラムネは国産小麦粉100%。
当日、雨のバタバタで渡しそびれた方、ごめんなさい!
◎牧の原産手摘み深蒸し茶
牧ノ原茶業のチャタロウから急須ごと届けてもらいました。
一年に一度、八十八夜すぎだけのぜいたく。ぬるめのお湯で入れました。

終演後
◎ミソヒドリンゴ寿司
リンゴ酢とごまの酢飯のミソヒドリンゴ寿司。酢蓮の蓮根は茨城のレンコンの里から。ちえ母経由でたっしゃか村武井農園のものを届けてもらいました。その場で蓮沼からとってきてくれたそう。人参も武井農園より。生のまま塩揉みしました。そしてたま~にミソヒドリの形の人参が。油あげは両面をこんがり焼いてしょうゆで味付け。椎茸の含め煮。青ものはあるものを塩ゆで。錦糸卵はゆう母よりの毎日の差し入れ。紅しょうがはゆうが新しょうがを梅酢で漬けました。その他、その時々でいろいろなもの(みょうが甘酢漬け、フキ、竹の子、のらぼう菜、切り干し大根甘酢漬けなど)が加えられて、絶妙な味に!何度も試作してこの味を作りあげたやっちゃんに脱帽。
◎自家製桜の塩漬けお澄まし
八重桜ではなく、ソメイヨシノの塩漬けを使いました。森のテラスと、お花見で行った仙川沿いの公園にて集めた今年のソメイヨシノをみんなで集めて、ゆうが塩漬けにしました。しっかりととっただしの味に、三つ葉とごまが彩りと風味を添えてくれました。
◎三色ぬか漬け
みち自家製!人参、大根の紅白に、きゅうりやセロリの緑が入りました。
◎カリン酒ゼリー
半年くらい前にみちが漬けてみんなで味見したカリン酒で、みちが作りました。
◎麻ナッツ入チョコレートブラウニー
◎酒粕スティック
せんちゃんから2品まるごと差し入れ。どっちも、何が入っているのかすぐにはわからない初めての味でした。
◎たけのこ料理
初日の朝、秦野のお客さんから届いた差し入れです。朝4時に起きて山で採ってきたたけのこを、テラスのオーナー山田さんが薪ストーブに火をおこし、ゆがいてくれました。それを番人の方が調理してくれ、いろんなたけのこ料理がふるまわれました。

それにしても豪華なふるまい。テラスを後にするお客さんの第一声が、「ごちそうさま」になるわけだと納得。
おいしいものを通じてつながった、たくさんの人に感謝!

2009年5月7日木曜日

ありがとうございました

『踊り日和・その2 お引っ越し』3日間の公演が終わりました。
関わってくれたスタッフ、出演者、森のテラスの方々、観に来てくれたお客さん、いろいろと支えてくれた協力者のみなさん、本当にありがとうございました。
場所の力、風や光や雨の力を改めて感じた3日間でもありました。毎日変わる環境の中で、3回の公演はやっぱり少なかったな。
もっと踊りたかったとふつふつと気持ちが湧いてきます。

いろんな気持ちを、これからへ。
つなげていけたらいいな。

公演の様子は森のテラスのホームページ番人日記でごらんいただけます。いつの間に!と感心する程細やかな報告、ありがとうございました。

2009年5月4日月曜日

当日券と雨のテラス

今日から、『お引っ越し』の本番です。
おかげさまで全日とも、みづらい席を含めて満席です。当日券の販売はしないことにしました。

天気予報は、4日が晴れ後曇り、5日曇り後雨、6日曇り時々雨、となっています。
雨の場合は、雨具をお持ちください。
できるだけ濡れない席を用意する予定ですが、できれば合羽か透明の傘をお持ちいただくと、みなさんで譲り合ってみていただけるかとおもいます。

私たちもまだ会ったことのない雨のテラス。
雨の日はどんな表情を見せてくれるのでしょうか?

2009年5月1日金曜日

カフェとカフェグッズ


京都のあきさんから今回の『お引っ越し』のグッズの写真が届きました。
ずらりとならんだカフェグッズ。
前回好評だったトレイは、材を変えて作ってみたそう。蔵の時はケヤキで、テラスではサクラ…。すぐそばにある樹種を選んでくれているのがうれしい。
当日は、あきさんが手づくりのカフェグッズでコーヒーを入れてくれます。ふるまいとは別に低価格での販売となります。
あきさんの臨時カフェでのんびりしたい方は、お早めにどうぞ〜