2009年4月4日土曜日

お花見稽古とお花見



楽しみにしていたお花見稽古。
森のテラスにある桜の老木。あたたかい陽射しを浴びながら寝っころがると、包み込むように枝が広がっています。



そしてこちらは、音あわせ中のよっしーとじゅんやさん。
見るからに幸せそうな光景で、ついつい目を細めてしまいます。

稽古が終わると、みんなですぐ近くの実篤公園へ。
満開のヤマザクラを見た後は、奥の庭園まで足をのばし、あずまやでのんびり。
傾き始めた陽射しのせいか、池に張り出すコブシ、そばの湧き水、岩に映ってゆらぐ木漏れ日、竹林の向こう側を走る自転車さえもなんだかまぶしいような…。

17時閉園の実篤公園を後にし、仙川の商店街へ。食材とお酒を購入。
店頭に井筒ワインの並ぶ酒屋さんには、気さくなおかみさん(?)がいて、ビールをおまけしてくれました。ありがたい。店の棚に並んだ瓶詰めのアロエや柚子を果実酒かな~と見入っていると、「あら、まだいたの~?」と笑い飛ばしながら中身や作り方を教えてくれました。果実酒ではなく化粧水なんだそうで、冬は日本酒を混ぜるとさらに肌がしっとりするらしい。
面倒見のいいおかみさんと、そこに来ていたお客さんらしき仙川のご婦人。私たちが、花見のための段ボールを持っているのを見つけると、「それじゃ持ちにくいから」と2人がかりでひもでしばり、持ち手までつけてくれました。

準備万端。一路、祖師谷公園へ。駒大グラウンドをめざします。
途中、玉屋で厚焼き玉子を購入し、仙川(駅ではなく川)へ到着。仙川沿いに覆いかぶさるように咲く桜はとても見事!その下、水の少ない川の中州には、菜の花の黄色と、ハマダイコンの紫が鮮やかでにぎやか。

トイレとのほどよい距離感。そして外灯。桜と空が適度に見える場所に陣取り、持ち寄った食べものを並べます。



花見を始めた頃には低かった月がだんだんと高くなり、たくさんあった食べものはどんどん少なくなり、辺りがすっかり暗くなってから、道に迷ったやっちゃん到着。自転車とは言え、どこへ行くの?と思うほどの大荷物。何が入っているのかと思ったら、みんな用の防寒具とあったかいお湯を沸かすためのガスコンロ。それに食べものを照らすキャンドル。つまみやら、ラーメンやら…。
さすがです。なんて頼もしい人だろうと思いつつ、(4着の浴衣を持って)郡上八幡の徹夜おどりに4晩連続で参加した人です、とみんなに紹介。
その内、好き勝手にみんな散歩したり、ギターを弾き始めたり、しゃべったり。

外は寒いけど、気持ちはあったかい、よい時間でした。

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