2012年3月18日日曜日

建物がよろこぶということ

北千住にある、日本庭園で有名なタカラ湯さんで、「風呂フェッショナルなコンサート」があるというので、行ってきました。
このイベント、地域の人と一緒に音を作って演奏するというワークショップ形式で行われていて、会場となった、男湯、女湯は浴場から脱衣所まで、お客さんと出演者で大にぎわい。

老若男女が集い、隙間だらけの楽しい時間。
男湯の脱衣所からは、当然、女湯の様子は見えず、音だけが響くのですが、お湯をざばーんとかける音、ケロリン桶がカランコロンと鳴る音などなど、どれもこれもが懐かしく、にぎやかだった時代の銭湯はこんな感じだったんだろうなぁと想像させます。

タカラ湯さんのご主人によると、銭湯全盛期の頃は人であふれかえっていて、女湯の脱衣所には、女中さんが8人待機して、子連れで銭湯にきたお客さんから赤ちゃんを預かってお世話していたんだとか。

建物がよろこんでるって、こんな感じなんだなぁと思いました。

イベントの様子は、Ustreamでも見えるようなので、その場に居合わせたもの目線で、脱衣所の様子を。

ロッカー上の隙間を、特等席と認定し、ひょいっとのぼった女の子がいました。


帰りに、普段は(男湯からしか)見れない庭園をのぞいてきました。

にぎやかで、懐かしくて、ほっとする時間。
タカラ湯さん、出演者・スタッフのみなさん、お疲れさまでした。

0 件のコメント: