2011年12月3日土曜日

赤ちゃんに贈るスプーン

仙川でのカガモクのワークショップ、「赤ちゃんに贈るスプーンづくり」に参加してきました。

サクラ、カエデ、ホオノキの中から、好きな材を選びます。
前回は色のきれいなサクラにしましたが、今回は比較的やわらかいというホオノキにしてみました。
やわらかい分、力もそっと入れないと、ついつい木がはがれてしまいます。

夢中で削って、あっという間に二時間。
おやつ休憩の時間となりました。


おやつは、仙川の自然食品やさん納々屋の食材をつかった、重ね煮とだしをとった後の昆布と煮干しのポン酢づけ。
会場となった吉川邸のご夫妻から、自宅の改装や今回のおやつについてのお話がありました。

できるだけ環境負荷の少ないものを選んで、できるだけ無駄にエネルギーを使わない暮らしができるようにと建築士の方と相談しながらの改装。
オルゴール式のぜんまいでペレットを供給する木質ペレットストーブ。杉の間伐材が敷かれた床には床暖房。床暖房のためのお湯は、ペレットストーブで暖められて、床下まで運ばれます。
非電化工房仕込み(?)のもみがらの断熱材は、台所の中からちらりと覗けるようになっていました。

そして、おやつの重ね煮やポン酢づけは、もうすぐお母さんになる妊婦さんやお父さんになるだんなさんにと、簡単においしく野菜をとれるコツの紹介でもありました。その気遣いも合わせて、おいしくいただきました。
「生まれてくるお子さんが男の子でも女の子でも、ぜひ台所が似合う子に育ててください。食は生きて行く基本ですから」との言葉にじんわり。
「妊婦さんが多いので緊張しましたが、材料はすべて納々屋さんのものなので、ご安心ください」という言葉に、さらにじんわり。


会場には、7〜8人の妊婦さんが集まっていて、お互いにおなかを触らせてもらったりしながら、しあわせな時間をすごしました。

2度のおやつをはさんでの4時間ちょっと。
完成したスプーンを手に帰ることができて大満足。

使う材や形を変えて、また作りたいな。

*12月30日が予定日の友人夫婦を誘って行ったのですが、その様子をブログで紹介してくれています。
写真の撮り方、紹介の仕方が上手で、さすが編集者!(だったかな)と感心。
こちらからどうぞ〜

2 件のコメント:

ゆう さんのコメント...

くみちゃんの友達のブログも読んだよ。ワークショップの内容がさらに良く伝わってきて、感動しました。私たちも参加したかったな。それに、台所に立つことから離れてしまって、すごく恋しくなる家の暮らし。旅先からの贅沢な悩みかな。

kumi さんのコメント...

ブログ、読めたんだね〜。
旅先では、家の暮らしが恋しくなるし、普段の生活では旅をしたくなるよね。

旅先で、どこかのお家におじゃましたり、プチホームステイができるといいね。(一石二鳥?)

帰ってきたら、いろいろ一緒に手を動かそう〜。