2008年12月13日土曜日

花屋ほど

大阪で、1ヶ月半程前に出産を終えた幼なじみに会いにいってきました。
彼女は大阪で花屋さんをしていて、ミソヒドリの公演にも
自作のフラワーアレンジメントを届けてくれました。
「くみちゃんが舞台にあがる頃に私は分娩台にあがるわ(阿波弁)」とはりきっていましたが、特に“舞台にあがる”程の公演じゃなかったせいか、公演の数日後に無事女の子を出産。
その愛娘、ののこに会いに行くのが今回の旅の目的でした。

大阪の北摂と呼ばれる山の手の地域。桃山台の駅から歩いて20分くらいのところにある花屋さん。
大通りから、脇道の坂をのぼりはじめると坂の上にみえるのが、いい感じ。
お店はいつも鉢植えと雑貨と手づくりのアレンジメントがところせましと並んでいます。


朝、市場で仕入れてきた切り花を大きな冷蔵庫にどんどん入れて行き、その間にも、注文の花束をせっせとこさえては、笑顔と軽快なトークで接客。
出産後、1ヶ月半しかたってないとは思えない程、てきぱきと働いています。
こちらも生まれて1ヶ月半のののこは、母乳にも関わらず、お腹がすいてもだっこさえしていればひたすら眠る、手のかからない親孝行娘で、「しよい子じゃなぁ」と阿波弁で何度も感心。


ふと思い出して、数ヶ月前、ゆうの写真展をみにいった時にお会いした、国分寺の徳島出身の花屋さんのことを話してみると、彼女が、10年くらい前、まだ自分の店を持ってない時に読んだ「花屋ほどすてきな商売はない」という本を書いた内野公美子さん、その人だった。
ゆうが中学生の時以来の行きつけの花屋さんの書いた本を、遠く離れた大阪で読み、手紙まで書いた(迷って結局だせなかったらしいけど)というのを聞いて、不思議なつながりに、これは、内野さんのパルテールに行ってみなきゃと思った。
こういう、つながりがため、みたいなことついついしたくなる。
そして、いつか彼女(幼なじみ)にもミソヒドリを見に来てもらいたいなぁと思ったのでした。

大阪北摂の花屋cherryberryは、友人ということを抜きにしても素敵な花屋さんですので、興味のある方はぜひ、ブログ(↓)なりお店なりのぞいてみてくださいね。
http://cherryberry.blog.eonet.jp/blog/

(くみ)

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